徳島県出身のシンガーソングライター、KEi。
2018年、自身のファーストCD『阿波DANCING』が、インディーズチャートで4位を獲得。
以降、徳島県のローカルアニメ『HINOMARU!』のテーマソング、
人気イラストレーターの『いつきゆう』氏とコラボするなど次々と精力的に作品をリリース。
2020年5月、自身の3rdシングル『ミライCool!!』をリリース。
・KEi「エゾギク」 Music Video
作詞作曲KEi、編曲Shine Relish Organization, YOKANで制作された楽曲『エゾギク』。
2020年夏にはリモートセッションを行うなど、10代目うたのおにいさんである今井ゆうぞう氏と親交が深かったKEi。
昨年お亡くなりになった氏の誕生日に、同曲を発表した。
「今井ゆうぞうさんを知らない方でも、自分の大切な人に置き換えて捉えてほしい」と話す、
家族や友人、亡くなった方へ贈る追悼曲だ。
とはいえ決して暗い悲しみの募るような楽曲ではなく、ニューオリンズで行われる死者の魂を追悼するというパレード
“セカンド・ライン” をモチーフにした、明るいサウンド感で描かれる。
暗い気持ちを切り裂くような底抜けの明るさは、その歌声にものり、聞いていると前向きな気持ちになる。
大切な誰かを胸に、一緒に前に進んでいこうと思える1曲だ。
・ミライCool!! feat. 今井ゆうぞう/KEi リモートセッション
今井ゆうぞう氏とのリモートセッションで届ける、和製ABCの歌『ミライCool!!』。
曰く「簡単に覚えられる歌」で、歌ったり踊ったり、子どもたちと一緒に楽しむことが出来る1曲。
実際に保育園や小学校でも用いられているという。
今までのバンドサウンドとは変わって、ダンスチューンになっており、サウンドだけでも気分が上がる。
そこにさらに二人の弾けるような明るさの歌声が加わるので、老若男女を問わず、思わず身体を動かしたくなるだろう。
子どもたちと一緒に歌い踊れば、きっとその場のみんなが笑顔になる。そんな様子が容易に想像できる。
・ヒカル
作詞ゆゆ、作曲ゆりり、編曲HΛL・ゆりりで制作した楽曲『ヒカル』。
千葉県出身のボーカル・ゆゆと埼玉県出身のピアニスト・えりりによる音楽ユニット『ゆりり』。
この曲は、徳島時代から親交がある音楽仲間とKEiのコラボ作品だ。
HΛLによるサウンドプロデュースも相まって、豪華な仕上がりのバラードソングとなっている。
瑞々しくも染み入るような、えりりのピアノとゆゆのボーカル。
ふくよかで優しさが溢れるKEiのボーカル。
それらが重なり合い描かれる温かみによって、心が穏やかになっていくのが分かる。
そんな彼に今後やってみたいことを尋ねてみると、「徳島で主催のフェスを開催したい」と挙げてくれた。
「山が拓けていて最適だし、地域貢献につなげたい」という主催フェスの開催にも期待にしながら、
これからも是非その活動を追いかけていっていただきたい。
11月12日にはMVも公開予定、さらに28日には中規模フェスを主催予定となっているので、まずはそれらを楽しみに待っておこう。
【ライブ情報】
有観客&オンデマンド配信ライブ『AWA JAM CAMP』