11歳、小学5年生のVtuber、ICHIKA。


素直で泣き虫。無邪気な感じが強めというのが特徴的。
しかし歌を歌うときには、少し大人びた印象も聴かせる。
そのギャップも魅力の一つ。


YouTubeでは主に、雑談配信や歌枠の配信、ゲーム配信などを行っている。




・春風のメロディ / ICHIKA【オリジナル曲】



自身のオリジナル楽曲『春風のメロディ』。


「春の曲で、イントロの電子音がポップで楽しいような印象」と話す同曲は、その言葉通り、爽やかな春の風が吹き抜けていくような、ポップな華やかさのある1曲だ。その華やかで温かみのあるムードが、差し込む日差しのように、聴く者の心を自然と明るくさせてくれる。


「歌詞も自分の心境にかなりリンクしていて、自分のマイペースさや自由さを表してくれる1曲」ともコメントをくれたが、その自身との親和性も、この楽曲の聴き心地の良さの一つの要因だろう。


ちなみに、個人勢で無所属となっているICHIKAだが、プリオシンレコーズ (https://twitter.com/pliocenerecords)のレーベルメイトとして活動している。

この楽曲も、そんな同レーベルで制作した楽曲だ。



・【歌ってみた】一年生になったら【新人Vtuber】



誰もが知ってるであろう楽曲『一年生になったら』の歌ってみた動画。

「カラオケ音源以外全部自分で作った」という作品だ。


ICHIKAは5年生だが、友達(リスナー)をいっぱい作りたいという意気込みはリンクする。そこで2022年4月、新学期の時期というのも相まって発信した。


牧歌的なメロディーラインと可愛らしい歌詞が印象的な1曲だけに、歌声もどこか牧歌的で丸みを帯びている。柔らかくて、棘のない歌声だ。しかしそれでいて透き通るような透明感もあり、ただただ無邪気に可愛いだけではないというのがポイントだろう。大人っぽさと子供の可愛らしさの両方を同時に感じることが出来る。


だからなのかなんとなく、聴いていて浄化される感覚をおぼえる人も多いのではないだろうか。




・【歌ってみた】CH4NGE / Giga ( Covered by いちか )



先日6月19日に投稿された最新の歌ってみた『CH4NGE』。


これまでにも「シャルル」などの楽曲の歌唱でクールな印象も垣間見せていたICHIKAだが、この楽曲ではその一面がより際立って描かれているのが大きな特徴だろう。ICHIKA自身も「いつもと違う姿を見せたかった」と語るこの楽曲には、ラップパートや少し吐き捨てるニュアンスの歌唱など、新たなICHIKAがありありと描かれている。


もちろんそれだけではなく、サビなどの歌唱パートにはこれまで同様の高い歌唱力が存分に発揮されている点もポイントだ。つい尖ったパートに目が行きがちだが、この歌唱力があるからこそ、この攻撃的な楽曲を飼いならせるのだということを忘れてはならない。


楽曲単体ではもちろん、普段の配信とのギャップも楽しんでほしい。そんな1曲だ。




今後の目標は「登録者数1000人!」だというICHIKA。


さらに、「3Dモデルで全身フルトラック配信をやったり、新衣装お披露目配信をやりたい。その目標に向かって、今後もおしゃべりと歌を中心に頑張っていきたい。特に配信頻度は週3以上を続けているので、今後もこのペースを守って、みんなと遊んでいきたい」とも話してくれた。


是非まずは、「気軽に遊びに来てくれたら嬉しいな!」という彼女の配信を覗いてみていただきたい。

そしてその配信と歌声とのギャップを確認して、その深みにはまってほしい。