東京都出身の歌手/シンガーソングライター、児島未散。

1985年に当時高校三年生でシングル「セプテンバー物語」をリリースしてデビューを果たした彼女は、

80年代から90年代にかけて歌手として広く活動。


1990年発表の7thシングル「ジプシー」が60万枚のスマッシュヒットを記録するなど数々の話題曲を歌い、

キャリアの中でシングル14枚、アルバム9枚を世に送り出した。

また、「3年B組金八先生」をはじめドラマや映画にも出演するなど女優としても実績を残し、

ラジオパーソナリティとしても活躍したりと、多方面で日本のエンタメシーンに足跡を残している。


その後はアメリカへ移住し、帰国後にピアニスト辻井伸行氏の演奏に心を打たれたことをきっかけにもう一度歌うことを決意。

2016年よりライブ中心に音楽活動を再開した。

ライブでの歌唱はもちろん、作詞や作曲も手がけるなどシンガーソングライターとしての一面も発揮している彼女。

デビュー35周年を迎えた2021年の5月には10th album「Sing for you...」を発表し、その音楽表現をさらに進化させている。




・児島未散 再始動!!! 「Sing for you...」from new album 「Sing for you...」



最新アルバムの表題曲となっている「Sing for you...」は、彼女自ら作詞作曲を手がけた一曲だという。

流れるようなメロディと、情景やストーリーの浮かぶ詞世界が印象的なミディアムバラードに仕上がっていて、

シンプルなピアノサウンドがシンガーとしての児島未散の表現力をより真っすぐに見せてくれている。


先がなかなか見えない世の中だからこそ、自分の声と体を使って感謝の気持ちを伝えたいと思ったという彼女。

「声が続く限りこれからも歌っていく」という、シンガーとしての想いが込められた名曲として必聴だ。



・児島未散 再始動!「ジプシー2020!!!」



2020年1月に開催されたライブの映像より、自身の代表曲のひとつ「ジプシー」。

この曲から自分のことを知ってもらった人に、あらためて聴いてもらいたい……という気持ちから撮影したそうだ。


30年前のリリース時とは歌っているときの気持ちや楽曲への印象にも違いがあり、

時を経て経験や活動の積み重ねがあったからこそ、新たな感情を込めて歌い上げることができたという。

より深みを増した歌唱で描かれる音楽世界に注目してほしい。


・児島未散 再始動!「Freedom」from new album 「Sing for you...」



こちらも最新アルバム「Sing for you...」に収録されているうちの一曲「Freedom」。

軽快でリズミカルなポップサウンドに乗せて、自由や希望を感じられる優美で広大な詞世界が表現されている。


この曲では自ら作詞を手がけたという彼女。

コロナとの戦いが始まった2020年の夏に書き上げたそうで、そこには

「今は大変だけど、いつかまた自由に動けるようになる」というメッセージが込められている。


観客と一緒に歌えるような、ライブで披露することを前提に作られた曲となっているそうなので、

彼女のライブに足を運ぶ前にぜひチェックしてほしい。




年明け1月には配信ライブの開催を計画し、その他にも定例ライブを開催する予定だという児島未散。

定例ライブではコンセプトを定めたり、リクエストを受けつけたりと、新たな試みも考えているそうだ。


確かな歌唱力と創造性で、今なおアーティストとして進化を続けながら独自の音楽を表現する彼女に、これからも注目していこう。
まずは、2021年にリリースされたばかりのアルバム「Sing for you...」を手に取って、児島未散の世界観の最新形を受け取ってほしい。