茅ヶ崎出身、湘南在住のシンガーソングライター、Haruna。
弾き語りからバンド編成まで幅広い表現で、生きた音にこだわったライブ、絵が見えるようなサウンドを提げ、2020年、Harunaとして新たなスタートを切る。
また、2021年にリリースした作品『夜に浮かぶ』はSpotifyで40万回再生を突破、中国でもバズるなど、話題を集めている。
・Haruna “夜に浮かぶ” (Studio Live at ARTRION)
配信リンク:https://friendship.lnk.to/yoruniukabu
中国でバズった楽曲『夜に浮かぶ』。
「ファンの方からはノスタルジーを感じると言われる。ジャンルが良い意味で当てはまっていないからこそ、たくさんの方に受け入れているのかなと思う」と話す同曲は、どこかファンタジー的にも聴こえる柔らかいサウンド感と、そこに香る確かなノスタルジー、そして歌声に含まれるセンチメンタルな成分によって、誰かの夜にそっと溶け込んでいく。
実際に自身が「最後の歌詞に書いているように、大人には大人の夢の追い方があると思っているので、たとえメラメラしていなくとも、夢を長く思い描いていくことは大切なんだと思います」ということも、この歌に説得力・心に作用する効果を与えている一因だろう。
・Haruna – 134
配信リンク:https://friendship.lnk.to/134
80年代の軽快なシティポップを思わせるような作品『134』。
美しいコーラスワークや心地よいメロディーライン、跳ねるようなお洒落なサウンド感など、魅力的な部分がたくさんある同曲だが、特に注目したいのは疾走感。
決してすごくテンポが早いわけではないのだが、スルスルと進んでいくような、柔らかい風に泳がされるような、そんな抜群に気分が上がる疾走感があるのだ。
それはこの楽曲が「湘南を走る道路、134号線の曲」だということももちろん関係しているだろう。
是非、真夏のドライブの際に聴いていただきたい1曲。気分を盛り上げてくれることは間違いない。
・鱗粉 / Haruna Lyric Video
配信リンク:https://friendship.lnk.to/rinpun
「いけない恋愛を描いた一曲です。綺麗の中の狂気。歌詞を是非堪能して欲しいです」という1曲『鱗粉』。
≪ダメだってことは初めからわかっていた でもね心が舞い踊っている あなたを追いかけた≫という歌い出しからしてすでに切なさと危うさでいっぱい。
それを届ける澄んだ歌声も、透明感の中に確かな想いの強さが感じられて、切なさを募らせる。その透明感や切なさ、危うさがとても美しいのだ。
淡い色味でありながらもカラフルな雰囲気を感じるサウンド感もまた、すごく美しく聴こえる。それはまさに“綺麗の中の狂気”。
自然と映像が浮かんできそうな、映画のように聴ける1曲だ。
今後の展望として「大きな夢としては、さらに楽曲が一人歩きして、色々な場所に歌いに行けたらいいなぁと。自分なりの世界観を今後もしっかり表現していきたい」と話してくれた彼女。
さらに「2023年はシングルをこまめに出して、夏にはEPを出したいと思っています。曲を作る中で関わっているアレンジャーさんとの曲たちを、ぎゅっとまとめたカラフルな作品も作りたい」との言葉も貰っているから、楽しみにしておきたいところ。
楽曲の世界観に引き込むような強烈な吸引力を持つ彼女の音楽は、きっと今後さらに注目度を高めていくことだろう。
ぜひ、チェックしておきたいアーティストの一人。