飛空艇で冒険するMina隊長と乗組員(プロジェクトメンバー)により編成される、ガールズ・スチーム・メタル楽団、FATE GEAR。
Guitar:Mina隊長、Drums:Haruka、Bass:NINO、Keyboards:Yuriをレギュラーとし、
作品ごとに国内外問わず様々な女性メタルアーティストとコラボしている。
スチームパンクをテーマとした世界観は海外でも評価され、これまでに6カ国、
約30回に及ぶ海外飛行(ライブ)を行っている。
2017年6月、キーボーディストYuriとドラマーHarukaがプロジェクトメンバーとして加わる。
この頃より現在のようなプロジェクト形式となった。
2019年1月、EP『Headless Goddess』を発売すると、
ディスクユニオンオンラインHR/HM国内盤チャート1位・オンライン総合チャート2位を記録。
10月には楽曲『MEGABULLETS』がNetflixアニメ『ケンガンアシュラ』とタイアップ。
闘技者・御雷零のテーマとして使用された。
この2021年にも1月に『The Sky Prison』『Scars in my Life -English edition-』を連続リリースし、
国内、海外向けCDショップでメタルやインディーズチャートの1位を数週にわたり独占するなど、精力的に活動を展開。
2月に発表したMV『The Sky Pirates』は公開約3か月で100万再生を突破した。
・Scars in my Life英語版 ライブMV ガールズメタル楽団FATE GEAR
フルアルバムと同月にリリースしたEP『Scars in my Life -English edition-』に英語版として再収録した1曲。
演奏も再録されている。英語版のリリースに至ったのは、「過去に海外ツアーも行い、外国のファンの方が増えたため。
なかなか現地に行けない今、音源として楽しんでもらえるように」という思いからだ。
楽曲『Scars in my Life』は、日本語バージョンでも確かな推進力と爆発力を感じる楽曲だ。
そこに日本語の響き・耳なじみの良さからくるようなキャッチーさが乗るから、メタルファン以外にも届きうる作品になっている。
その英語バージョンであるこちらは、英語ならではともいえるパンチ力と、持ち前のキャッチーさが融合しているのが面白い。
洋楽でも邦楽でもない、新しい感覚で聞くことができるのではないだろうか。
MVはライブMVとなっていて、フランスのコンベンションに出演した際の映像が用いられている。
このMVからも見て取れる通り、「フランスは日本の文化が好きな方が多く、外国のイベントだけれどとても会場は温かった」という。
熱量の高いFATE GEARのライブの雰囲気を感じられる映像となっているので、是非耳だけではなく視覚的にも楽しんでいただきたい。
・Battle Against Justice (Single ver.) - All-female steampunk metal FATE GEAR
2021年1月にリリースしたコンセプトアルバム『The Sky Prison』収録曲『Battle Against Justice』。
アルバムにはストーリーがあり(あらすじはアルバムに掲載。また、歌詞からも分かるようになっている)、
この楽曲は主人公が乗る空賊船と軍隊が戦う際の、”戦いの曲”がテーマとなっている。
それだけにアルバムの中で一番激しい曲であり、「アニメの挿入歌みたいなイメージ」の曲だと話す。
こちらは2021年7月にリリースした、そんな同作のシングルバージョンだ。
ずんずんと突き進む重低音と、それを切り裂くような激しいギターソロ。
さらには迫力満載のボーカルに、時折ハッとするほどに美しくなるメロディーライン。
様々な意味での緩急が抜群で、どんどん惹きつけられるのがこの楽曲の魅力だろう。
1曲の音作りの中に確かな作品性が感じられる、まさにストーリーとリンクした1曲だ。
・Super Sonic Samurai (Cover) all-female Japanese metal FATE GEAR
ドイツのメタルバンドVICTORIUSの楽曲『Super Sonic Samurai』のカバー。
「彼らは日本の文化が大好きで、逆輸入というかたちで自分たちがカバーした。直接やりとりをした公認のカバー」
だというこの作品では、MVも本家に合わせて忠実に再現。是非、本家と合わせて楽しんでいただきたい1本だ。
楽曲的にはまさに侍のごとき攻撃力で突き抜けていく1曲で、メロディーラインにも切れ味が抜群。
聞いているとどんどん昂っていく趣がある。特にいわゆるサビ的なパートには、アニソン的な爆発力が感じられるから、たまらない。
それを彼女たちは原曲に負けず劣らず、真正面からやり合う形で奏でる。その精神もまた侍的で、高まる。
「この楽曲を選んだことに、お客さんが意外だ!と喜んでくれた。意外性を感じてもらえた。
今後も、この楽曲をやるのか!と思ってもらえるような、意外性のある曲をカバーしていきたい」
と、この先が楽しみになる言葉もいただいている。
原曲:https://youtu.be/B2uAGRHJvHY
FATE GEARはきっとこの先、その飛行艇でメタルというジャンルや国境を飛び越えていく。
普段メタルを聴かないJ-POP好きや、海外メタルばかり聞いている層など、様々な人まで届いてく可能性は高いだろう。
【リリース情報】
2021/7/14(Wed.) 発売
攻め立てるブラスト・ビートとグロウル…媚びないサウンドで世界中のメタル・ヘッズを魅了し、
これまでに約30回の海外公演を行ったガールズ・スチームメタル楽団FATE GEARがDVD付きシングルをリリース!
2021年1月に発売されたコンセプトアルバム「The Sky Prison」に収録の「Battle Against Justice」を、
ゲストギタリスト美弦(まだ見たことのないセカイ)のギターソロを追加してリミックス。
カップリングにはドイツのパワーメタルバンドVICTORIUSの公認カヴァー「Super Sonic Samurai」を収録、
この曲で現ベーシストNINOが初参加。
![](http://d9w1zoc1zhrgl.cloudfront.net/article_photos/6130/large-772bd7fb483321294e6aec238495b610faffb2c8.jpeg?1638435280)
2021年1月連続リリース第二弾!
代表曲であるScars in my Lifeを現在のドラマーHaruka の演奏で収録し、
ギターとボーカル以外が打ち込みだった1st アルバムの楽曲も生演奏で再レコーディング。
ゲストボーカルにTHEO NOVA のNANA、そしてヨーロッパを中心に活動している
Sophia Aslanides(Season of Ghosts, ex.BloodStain Child)が参加。
収録曲が全て英詞という、海外で活躍するFATE GEARならではの作品となっている。
![](http://d9w1zoc1zhrgl.cloudfront.net/article_photos/6131/large-796a928d76f3a79df5463b8d56b5613ae89584eb.jpeg?1638435294)
「空の牢獄」と名付けられた船で繰り広げられる、一人の少女と空賊の物語。
実在した女海賊「アンとメアリ」を題材に描く、世界に向けた4thフルアルバム。
ゲストミュージシャンは RAMI (Vocal)、大山まき (Vocal)、THEO NOVA の NANA(Vocal)、
Unlucky Morpheus の Jill (Violin) らが参加。
【ライブ情報】