曰く、「GLAYに逢うために生きているベーシスト」、ちいぱん。

2022年2月で開設10周年となるYouTubeのチャンネル登録者数は、同年同月末時点で約14万人を数える。
2019年にはシグネチャーモデル『Bacchus Global Series WL-CHIIPAN』が発売。発売記念イベントも展開した。

そしてこの2022年3月、シグネチャーモデルの再販が決定。
さらに同月、ヴィレッジヴァンガードとコラボをし、フォトブック、チェキ風ステッカー、マグカップなど、多数のコラボグッズが受注生産として発売される。



・ROSIER / LUNA SEA 【Bass cover】



LUNA SEAといえばといえる楽曲の一つ、『ROSIER / LUNA SEA』のベースカバー動画。

太い音色を、確かな安定感で弾くその姿にはもはや貫禄すら感じる。そして、グルーヴ感が最高に心地よい。
ベースの音をメインに聴いてこれだけ乗れるというのは、確かなグルーヴ感のある音を出していることの証拠だろう。

この動画のベースの音作りのカッコよさやフレーズのスムーズさ、キレによって、「あ、ベースってこんなにかっこよかったんだ」と気が付く人も多いのではないだろうか。ベースという楽器にあまり興味がない人にも見ていただきたい動画の一つだ。


・L'Arc~en~Ciel / HONEY 【Bass cover】



先の『ROSIER / LUNA SEA』でもそうだったが、たまらない世代にはとことんたまらない楽曲『L'Arc~en~Ciel / HONEY』のベースカバー。

もちろんバンドが違うからということもあるが、『HONEY』は『ROSIER』と比べると、よりJ-POP色の強い楽曲だといえるだろう。
つまりはメロディーラインが何より際立つ楽曲といえる。

しかしこのベースカバーを聞けば、その強いメロディーラインの中で、まるでベースが歌っているようであることが分かる。
そのメロディックなフレーズをブレなく弾き切るスキルと、やはり音作りのカッコよさにも惹きつけられるベースカバーだ。

・ROCKET DIVE / hide with Spread Beaver 【BASS cover】(ちいぱんシグネチャーモデル使用)



自身のシグネチャーモデルを使用しての、『ROCKET DIVE / hide with Spread Beaver』のベースカバー。

疾走感の高い同曲の中を、ゴリゴリで図太いワイルドな音色で、突き刺していく。
何よりこの楽曲の、きっと聴けば誰でも一瞬でテンションが上がるような空気感を踏襲した、楽しそうな、高い熱量で演奏しているのが、見ていて気持ちが良い。

やはりこの動画もまた、見ていてベースに興味を持つ人が多いだろうと思わせてくれる動画だ。
可愛らしい雰囲気のシグネチャーモデルはまさに、これからベースを始める女子にピッタリなのではないだろうか。



「今年は2月に10周年記念イベントを開こうと思ったが、コロナの状況を見て断念した」と話す彼女。
さらに「去年の秋頃から動画関係でmuchooさんに所属しお世話になっている」と、近況についても明かしてくれた。

今後はまず「主催ライブを開きたい」とのこと。是非期待して、続報を待っておこう。
もちろん、コラボのグッズやシグネチャーモデルの再販などにも注目だ。