群馬県出身。

民謡ガールズのメンバー『みやび』として2015年にデビュー。
グループ活動と並行として2019年に『おん@』としてのソロ活動を開始。


グループ解散後、2020年より『中野みやび』として再始動。

実の母の影響で歌を始め、幼少期からお母さんと一緒にステージに上がって歌っていた。
そんなバックボーンもあってか、2006年生まれの16歳(2022年7月時点)とは思えないような、表現力豊かな歌声が魅力の一つ。




・中野みやび「渾然」Music Video



6月1日にリリースした2曲入りシングル『渾然』の表題曲。


現在のソロ名義になってから初のMV付作品であり、「楽曲の世界観も伝わる様な映像にしてもらっている。歌っている時の表情などにも注目してもらいたい」という映像も必見の1作だ。


楽曲的には、攻撃力の高いサウンド感と、キャッチーさはありながらもラップ調ともいえるようなパートもある特徴的なメロディーライン。そんな、オリジナリティに惹かれる1曲だ。サビの爆発力も魅力の一つで、そのサビの盛り上がりと連動するようにパワフルさが増すなど、彼女の歌声の表現力の高さが強く感じられる。


一言でいえば、中野みやびというシンガーの魅力がよく伝わる1曲だといえるだろう。



・2022.5.28 中野みやび 1stライブ - Let's Enjoy the moment! - at CHIC HALL SHIBUYA ダイジェスト



2022年5月28日に行われた1stライブのダイジェスト映像。1stライブでありながら初のワンマンライブであり、「ソロの活動を始めてすぐコロナ禍になってしまったので、お客さんの前で披露したい!という気持ちが強かった。少しずつ状況も良くなり、念願かなってライブができた。また、配信映像でも映える様なステージづくりを心がけている」という、気持ちのこもったライブだったというのもポイントだ。


パワフルなロックサウンドに飲み込まれる『崩月』。キャッチーなメロディーラインを口ずさみたくなる『染色したい』。ボカロシーンともリンクするようなサウンド感・メロディーラインが印象的な『Landmark』。何かのアニメのオープニングやエンディングとして採用されていてもおかしくない『Event Horizon』。がらっと雰囲気を変える『オドルNPC』など、多種多様な楽曲を、確かな表現力で描く。


様々な楽曲を描くだけの表現力の高さはもちろんのこと、ライブでも全くピッチ感やリズム感にずれがないという歌唱力の高さもまた、このライブダイジェストから十二分に伝わってくるだろう。


・中野みやび「Event Horizon」Music Video



先のワンマンライブでも披露していた楽曲『Event Horizon』。


まだ誰も作っていない曲とか、発見していないような新しいジャンルを見つけていきたい!というテーマで描かれている1曲で、先述の通り、アニメのオープニングやエンディングとして採用されていても何の違和感も感じないような、突き抜けていく破壊力を感じる。


それは疾走感溢れるサウンドからもそうだし、≪絡みつく黒い影など相手にしない 吹き飛ばして ブチ抜いていこう 超えていこう≫と歌う歌詞の世界観からも感じられる。とはいえ、楽曲の展開・抑揚はあまり他では聴いたことがないようなもので、そこに真新しさも見えるから、面白い。


分かりやすいカッコよさがあるのにも関わらず、簡単には飽きず、何度も聴きたくなる1曲だ。




「今16歳という変化の年であり、どういうことができるのか、やりたいこと、歌いことなど色々と常に変わっていく時期。可能性を見つけていく時期。曲もそうだし、表現の方法もそう。それをその時々で表現していく」とコメントをくれた彼女。進化していく彼女をリアルタイムで追いかけられるというのもまた、一つの魅力だろう。

8月にはイベントへの出演も決定している。さらに「これからもっと大きなステージに立ちたい!」とも話してくれた。ライブで見ると、中野みやびの歌や音楽の魅力はさらに伝わる。「これからもっと生で聴いてもらえる場を増やしていくので、ぜひライブにきてください」との言葉ももらっているので、是非ライブに参加してみていただきたい。


【リリース情報】



2022年6月1日
2曲入りシングル「渾然」
配信リリース



【ライブ情報】



2022年8月7日(日)@横浜ミントホール
「Crystal Summer 2022」
開場11時/開演11時30分
前売り3000円
高校生以下2500円
(別途1ドリンク代)

出演:中野みやび、熊之細陽葵、武田彩那、相磯菜々、福島ひなた、下北姫菜、藍村光