シンガー、shack。


2012年ごろよりニコニコ動画へ歌ってみたの投稿をスタート。

2016年頃よりライブ出演なども増えていき、以降コンスタントに活動を続けている。


コロナ禍以降は活動がスローになってしまったが、2021年より改めて活動を再開。
現在はYouTubeやニコニコ動画での発信、ライブ出演、さらに個展の開催など、様々な活動を行っている。




・About me 歌ってみた【シャック】


About me 歌ってみた【シャック】


「これがキッカケで色々な方に知ってもらった」という作品『About me』の歌ってみた動画。

2015年に投稿された1作で、2022年11月現在までに9万回近い再生数を誇る。


跳ね感のある切れ味鋭い鍵盤の音色と、パワフルなロックサウンドが融合した同曲に、shackの一つの特徴ともいえる歪み成分多めの歌声が抜群にハマる。カッコよさのパラメーターを振り切ったようなその歌声は、聴く者を一瞬で虜にするだろう。


またその独特の歪み成分ゆえのなんともいえない色気のようなものも、一つの魅力。例えるならば米津玄師などとも近しいその色気は、楽曲の世界観をさらに色濃いものにしている。



・フォニイ(cover)shack



「コロナ禍に入り活動が止まってしまっていたが、また歌を投稿したいなと感じて投稿した」と話す作品『フォニイ』の歌ってみた動画。


原曲は、kafuの可愛らしい歌声で描かれる楽曲だ。サウンド的には攻撃力が高いハードなサウンド感が響くが、メロディーラインやサビ前のリズミカルなキャッチーさ、可愛い歌声がそれをバランスよく整える。


そんな同曲に対して彼は、透明感の高い美しい歌声でアプローチする。とはいえその透明度の中には持ち前の歪み成分が見え隠れするので、原曲に対してよりロック色・攻撃力の強い仕上がりになっているといえるだろう。


楽曲の世界観や魅力を壊さずに、さらに自分の色も発信するという、お互いの魅力を引き出しあうグッドカバーだ。


・大黒天(cover)shack



「もともとバンド活動を行っていたため、ロック系が好み」だというshack。

この楽曲『大黒天』も、疾走感溢れるロックサウンドで描かれる、パワフルな1曲だ。


「個人的に好きな楽曲で、いいテイクが録れた」というその言葉通り、破壊力抜群のサウンドに負けないような、歪み成分を全開にした歌声を響かせる。

破壊力×攻撃力の相乗効果が生み出す結果は、もちろんカッコよさの極みだ。


ただひれ伏したくなるような、そんなカッコよさが爆発したカバーとなっている。




今後の活動については「またちょこちょことライブ出演が決まっているため、段々と以前のような音楽活動ができたらと思っている。また、アートワークについても取り組みを行っている。今後も機会があれば発表していきたい」と話してくれた彼。


この先の活動についても、楽しみに出来ることが多そうだ。
ぜひTwitterのフォローやYouTubeのチャンネル登録をして、続報を待っていていただきたい。