おもかげ　切ない×刹那×ギターロック＝セツナロック　横浜発4ピースロックバンド

切ない×刹那×ギターロック＝セツナロックな音楽を届けている「おもかげ」。Vo.&Gt.日隈寛太、Gt.ぐろ、Ba.悠星、Dr.左近航介から成る横浜発4ピースロックバンドである。

高校2年生の秋に開催していた、「神奈川県高等学校総合文化音楽コンクール」にてVo.Gt日隈の声掛けで集まったメンバーにより2023年11月に結成。切ない歌詞と印象的なギターフレーズが耳を奪うサウンドを武器に、関東圏を中心にライブ活動を展開している。

取材時点ではメンバー全員が20歳の現役大学生。メンバーの出身である横浜は、全国的に見ても特に軽音楽部が盛んな地域で、別々の学校に通っていた彼らは部活の大会などを通して交流を深めていくうちに、「音楽を仕事にしていきたい」と思うように。熱量の高い4名が集まった。

「このバンドで売れるぞ！」と決意し、結成された「おもかげ」。唯一無二のバンドでありたいという思いから、切ない×刹那×ギターロックをかけ合わせた造語である「セツナロック」をテーマに掲げている。

バンド名の由来は、いつどこで会った人にも「あの頃のおもかげがある」と思ってもらえるような、優しく、どこか懐かしい存在でありたいというテーマからだという。

普段は楽曲の制作・リリースの他に、都内でのライブ（月2本ほど）と、遠征でのライブ出演を実施している。

楽曲は、いわゆる「Jロック」と言われるような、爽やかでどこか懐かしいサウンドが特徴。歌詞は「儚さ」とテーマにすることが多く、楽しい中に何処かあたたかく励まされ、ときには涙が出てしまうような表現も。「本が好き」という点から生み出される文学的な構成やアプローチがあることも魅力のひとつだ。

InstagramやTikTokなどのSNSから知ってくれたファンも多く、特に学生や若い世代に支持されている。

取材日はちょうど翌日からスタジオでのレコーディングが開始するタイミングとのことで、まだ詳細は発表前だが2026年に向けて制作中のものがいくつかあると教えてくれた。

今後の飛躍が期待されるロックバンドだ。

・おもかげ - 青空メモリー [Lyric Video]

2025年10月8日に公開されたリリックビデオ「おもかげ」。取材時点での最新の楽曲だ。

これまで切ない楽曲が多かったという彼らだが、「リズムに乗れる」を意識しラップパートを盛り込んだ本楽曲を制作。「ライブで楽しんでほしい楽曲です」と紹介してくれた。

どれだけ明るい楽曲でも、「内向的で儚い描写」のギャップがあるという共感度の高い歌詞と共に疾走感のあるサウンドの本楽曲は、通学・通勤中、ランニングなどのシチュエーションにもぴったり。あなたの毎日に彩りを添える一曲となるだろう。

・おもかげ - ボクの文学【Music Video】

2025年8月23日に公開されたミュージックビデオ「ボクの文学」。疾走感があり、何度も聴きたくなる中毒性のある楽曲だ。

本楽曲について「ギターロック全開の楽曲です」と話してくれたおもかげ。文学的なアプローチもふんだんに取り入れられており、おもかげの代表楽曲として親しまれているという。

手書きの歌詞が映し出されるMVは、青春らしいエモさを感じるつくりとなっている。ぜひ目と耳で作品を楽しんでほしい。

・おもかげ - ラベンダー【Music Video】

2024年8月26日に公開されたミュージックビデオ「ラベンダー」。ラベンダーの花言葉「あなたを待っています」を表現した“切ない恋の話”が綴られている。

本楽曲は、活動を本格始動させる前から作り始めていた楽曲だという。切ない要素が強めで、メンバーからも「かんた（Vo.日隈寛太）らしい」と好評なのだとか。

また本MVは、Vo.日隈寛太がMVの監督・監修を務めたもの。当時できる技術を最大限活かして制作したという手作り感あふれる映像も要注目だ。

現在、今までの「おもかげ」とはまた違った「おもかげ」を目指し、様々な制作が進行中とのこと。2025年はコツコツとスタジオに通ったりと、いわゆる「充電期間」に充てていたとのことで、「2026年は大暴れします！」と意気込みを聞かせてくれた。

今後の目標は、バンドの規模を大きくしていき、ツアーや音楽フェス、地上波番組への出演を叶えること。また、大きな夢は地元横浜である「日産スタジアム」でのライブだとか。こちらも期待したい。

最後に、2026年のメンバーそれぞれの夢も紹介。

Vo.&Gt.日隈寛太「痩せるぞ！」

Gt.ぐろ「メンバー名を『ぐろ』に変更したばかりなので浸透させていきたい！」

Ba.悠星「バンド内では一番身長が低い僕ですが、なんとしても高身長のぐろを超えたい！」

Dr.左近航介「単位を落とさない！」

あわせて読者へ「おもかげのライブは、ファン同士がその場で仲良くなる場面を見かけたりと、あたたかいところが特徴です。気になってくれた方は、身構えず、気軽に遊びにきてくれたら嬉しいです。ちょうど時期的には今、特に受験生は大変だと思うけど、ぜひ楽曲『18歳』聞いてお勉強頑張ってください！応援しています！」とメッセージを届けてくれた。

「セツナロック」を響かせ、リスナーの心を揺らしているおもかげ。彼らのこの先の活躍をともに楽しみにしていよう。

【ライブ情報】

12月24日(水)2ndLINEpre.「REDHOMEPARTY」DAY２＠LIVESQUARE２ndLINE

12月29日(月)COUNTDOWN　MOSAiC

1月18日(日)レイラpresentsいとしの令和2026

1月30日(金)心斎橋ANIMA

3月7日(土)８日(日)TENJIN　ONTAQ2026

3月14日(土)見放題東京2026

3月21日(土)SANUKIROCKCOLOSSEUM2026

・おもかげLIVE「ストーリーの先へ」

２０２６年３月２２日（日）

大阪LIVESQUARE2ndLINE