ヴォーカリスト・クランがバンド活動での経験を基に、更に幅広い活動をすべく展開するGothic Metalソロプロジェクト、Cran Arcanaria。
バンド活動ではライブ用SE楽曲の制作および作詞制作のみ参加していたクランだが、このプロジェクトでは本格的に作曲活動も自身で行う。
さらに、ならではの企画として、あらゆるアーティスト・作曲家とのコラボレーションも展開。
ライブハウスでのライブ活動を中心に、M3(同人音楽即売会)等、新たな世界へ進撃中。
・CranArcanaria/Dark Eternal MV(Full Ver.)
「『教会でMV撮りたいよね!』という願望から教会に合う楽曲を制作していった」という同曲は、535氏作曲の『Dark Eternal』。「共にバンドをしたり、同人活動寄りのユニット活動をしようと535氏と準備していたこともある」とのこと。
最初の構想通り、この楽曲はイントロからして、教会が目の前に浮かんでくる。それはMVを見ないで聴いたとしても、きっと多くの人が感じることだろう。荘厳であり、神秘的であり、神聖な空気感が広がるのだ。
・Cran Arcanaria/PERSONA MV(Full Ver.)
KENZO氏提供の個性的な楽曲『PERSONA』。
「KENZOから楽曲のイメージのメモを送ってもらって、それに合わせて作詞を行った。自分の中では挑戦的な方法だった。曲は、ゴシックな世界観から離れすぎないように、あとはお任せで作ってもらった。一緒にバンドやっていたこともあり信頼している」という同作は、疾走感が爆発する、テンションがぶちあがる1曲だといえるだろう。
そんな同曲は「お客さんの中でも好きと言ってもらえる楽曲の1つ」だという。実際、このスピーディーな楽曲はライブ映え抜群だろう。「パフォーマンスとしてヘドバンをかなりやる」というからなおさらだ。
・CranArcanaria/魂ノ華 MV(Full Ver.)
Vocaloid Pとしても活躍中のEve氏とのコラボレーションを果たした楽曲『魂ノ華』。
「念願のコラボでした。色々音楽のこととかソフトの相談とかやりとりはしていたが、いつか曲を作ってもらいたい!という希望があった。ピアノの音が入っているのが好き。歌のレコーディングもオンラインで立ち会ってもらい、色々アドバイスを受けながら収録した。歌い方の表現をこだわった」と話す通り、歌声から確かに感情が伝わってくる1曲だ。
「ライブでも定番曲。サビが聴きやすい楽曲で、この曲が良かった!と声かけてもらえることも多い」というのも納得の作品。
「1枚目は幅広く、キャッチーで聴きやすい曲から、ダークで激しい曲、そしてバラードまで。2枚目は激しい曲ばっかりを集めた!ライブで盛り上がる感じ!」だと話してくれた。「CD盤として出すのは初めて」だという同作のリリースに伴い、さらに注目度は高まっていくことだろう。
「もともとソロ活動は自分のやりたいことをやる、を軸にやっている。距離が離れてしまったり、他の活動があってなかなか集まれなかったりするメンバーにも参加してもらえるように、メンバーが活動のしやすいやり方でソロ活動をやっていく!また、これまで絶対!とは思っていなかったけど、6月の周年イベント、1月の生誕イベントは恒例になってきたので、このまま毎年続けていきたい。あと、今後ご縁があった方とも一緒に活動していきたい。『対バンしたい』と思ったら、いつかを待つのではなく、思ったときに呼ぶ!というのを大切にしていきたい」と、これからの活動についての考えも明かしてくれた彼女。
【リリース情報】
4月29日(土)名古屋柴田@-hill
6月24日(土)名古屋柴田@-hill