東京を拠点に活動するロックバンド・THURSDAY’S YOUTH(サーズデイズユース)。2017年、「Suck a Stew Dry」から名前を変え、始動した。
2017年6月、 1st EP 「さよなら、はなやぐロックスター」を発売。2017年11月 1st Album 「東京、這う廊」、2019年2月 Mini Album(crowdfunding) 「Anachronism Pt.1」、2019年9月 Mini Album(crowdfunding) 「Anachronism Pt.2」、2022年11月30日 2nd EP「6 Bagatelles」とコンスタントに作品を発表している。
2023年7月22日には、下北沢MOSAiCにてツアーファイナル公演を予定している彼ら。久々のツアーということもあり、気合を入れつつも「いつも通り、良い音楽を演奏します」と言葉を聞かせてくれた。
・雨と無知 / THURSDAY'S YOUTH Lyric Video
2022年11月30日に発売されたEP「6 Bagatelles」に収録されている楽曲「雨と無知」。穏やかで優しいメロディーに、強いメッセージが込められた1曲だ。
実は、楽曲の元となるものを作ったのは約5年ほど前なのだそう。当時はギターロックを前面に出した曲を作っていたが、最近の楽曲はフォーキーなものが多く、この曲を改めて掘り起こし、今のTHURSDAY’S YOUTHでリアレンジしたと教えてくれた。
「昔作っていた曲に対する解釈について、ようやく今の自分が追いついた」と感じ、最近は昔の楽曲を掘り起こすことも多いのだそう。彼らの中で熟成され、さらに魅力が増した楽曲だと言えるだろう。
・Ghost / THURSDAY'S YOUTH 2023.4.29 at 下北沢近松
楽曲「Ghost」のサーキットイベントでのライブ映像。THURSDAY’S YOUTHが、まだライブでしか発表したことがない楽曲である。
ゆったりと落ち着いたテンポが心地よく、洋楽のような多声コーラスワークが印象的。ふわふわとした浮遊感と、靄がかかったような儚さを感じる。
彼らは本楽曲のポイントについて、「ループする進行だが、意外と使われていないコード進行」と教えてくれた。耳が肥えた音楽好きにこそ聴いて頂きたい1曲だ。
・Maybe, Right Now. / THURSDAY'S YOUTH Music Video
「雨と無知」同様、2022年11月30日に発売されたEP「6 Bagatelles」に収録されている楽曲「Maybe, Right Now.」。ボーカル・篠山の深い響きを持つ声と、センスが輝くサウンドが魅力的な1曲である。
本楽曲の作詞・作曲を務めているのは、ギターの菊地玄。THURSDAY’S YOUTHは「音楽的な完成度が高いと感じる曲」だと話してくれた。
2017年からともに楽曲を作り上げてきた彼らの最新曲「Maybe, Right Now.」。あなたがこの曲を聴くべき時は、絶対に今この瞬間だ。
今後の活動について、「長く、良いものを作り続けたい。良いライブをやりたい。そして色んな人に自分達の音楽を聞いてもらいたい」と話したTHURSDAY’S YOUTH。また、ツイキャスでメンバーシップをやっており、ライブ後にトークイベントの開催もしているそう。月1で定期配信をやっているとのことなので、興味がある方はぜひ加入を検討して欲しい。
時には生きる活力を与えてくれ、時には疲れた心に優しく寄り添ってくれるTHURSDAY’S YOUTH。一度彼らの音楽に触れると、どんどんとその世界に引き込まれていくだろう。
【リリース情報】
New EP “6 Bagatelles”
THURSDAY’S YOUTH New EP「6 Bagatelles」
TOWER RECORDS –
https://tower.jp/item/5569663HMV –
https://www.hmv.co.jp/artist_THURSDAY-S-YOUTH_000000000710788/item_6-Bagatelles_13356912Amazon –
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BHL4R21N
rakuten –
https://item.rakuten.co.jp/neowing-r/dakuptyc-1/
【ライブ情報】
7/22(土) 下北沢MOSAiC
THURSDAY’S YOUTH EP「6 Bagatelles」 release tour
ツアーファイナルワンマン