2019年8月に結成したバンドユニット、SHACALANDA。メンバーはVo.TANEKO、Gt.世古一真の2名。ギターロック、J-Rock、EDMを中心としたサウンドで、ライブハウスを揺らし、踊れる、色彩豊かな楽曲を発信している。


Vo.TANEKOは現在ソロ名義にて、バンド『惑星アブノーマル』でも作詞作曲とボーカルを担当。メトロック、ジンロックなどのフェスや、音流、バズリズムなどのテレビ出演、秘密のケンミンショー等のタイアップを獲得するなど精力的に活動し、現在はCM楽曲の歌唱も手がけている。


Gt.世古一真はTikTokを始めSNSから名を広めたmeiyo(当時は別名義)と共にバンド『シガテラ』のギターを担当していた。その後、『惑星アブノーマル』のサポートギターを経て数多くのサポートをし、東京事変の刄田綴色氏主催のライブでもメインギターとして活躍する。現在はSHACALANDAと同時に『オワリズム弁慶』のギターも担当している。


SHACALANDAの楽曲制作は、多くをギターの世古一真が制作・アレンジ・ミックス・マスタリングに至るまで手掛けている。楽曲の歌詞や、ジャケットアートワーク、アーティスト写真、グッズ制作等のデザイン関連はボーカルTANEKOが制作を担当。そんな、オール・セルフプロデュースの二人組バンドユニット。


2022年12月には東京・渋谷eggmanにて1st mini album『Bonfire』のリリースパーティーを開催。大成功の元、幕を閉じた。


2人に共通する音楽的ルーツはJ-POP。絶対的なコンセプトは“キャッチーであること”で、世古は「ボーカルが王様」と語る。“頭の中でループしてしまうようなメロディーで、前衛的でありながら懐かしさと新しさを両立できること”も裏のコンセプトとして意識している。


ちなみに、『SHACALANDA(シャカランダ)』というバンド名には、釈迦のシャカに、ランドをもじったランダを合わせて、「釈迦のように悠然と。だけど寄り添ってもいたいから地に足をつけた音楽を」という意味が込められている。




・SHACALANDA - DANCE HALL (Official Video)



「現時点での代表曲。一番横ノリになれる曲。この曲を覚えてぜひライブハウスで観て聴いてほしい」。そんな風に話す楽曲『DANCE HALL』。


そんなコメントや『DANCE HALL』というタイトルからも分かる通り、この楽曲からはダンサブルなノリが感じられる。メロディーラインは極めてキャッチーで、ギターサウンドにはロックなムードが溢れているが、リズムや全体のサウンド感で、心地よく身体を揺らせるノリに仕上がっている。聴けば、自然と身体を揺らしてしまい、気分が上がっていくことだろう。


そんなダンサブルでキャッチーな楽曲でありながら、ギターソロ後にはガラッと雰囲気を変えるのも面白い。何度聴いても飽きない1曲と言っても過言ではないだろう。



・SHACALANDA - 熱 (Official Video)



MVは「東放学園映画専門学校の学生に協力してもらって作られた」ものだという。


「学生側が作品制作のためにいろいろなバンドに対してアプローチをした結果、最終的にSHACALANDAが選ばれた。脚本と構成はすべて学生が舵取りをして制作された。わざわざライブも観に来てくれて、バンドの肌感を感じ取ってくれた。華々しい感じの映像で、『DANCE HALL』とはまた違う一面が楽しめる」と言葉を続けるMVも合わせて楽しみたい1曲『熱』。


「学生たちがMV制作のために自主的に選んだのがこの曲であり、今の時代には主流ではない叙情的で哀愁のある曲が、今の10代の子にも通じたことが嬉しかった。90年代っぽく、ちょっとaikoさんっぽいメロディーもある。今後はこの方向性の曲も作っていきたい」と話す自身の言葉にもあるように、この楽曲にはどこか哀愁のある雰囲気、いつかの懐かしいJ-POPを思い出す雰囲気がある。


かと言って古さや焼き直し感があるかと言われればそういうわけでもない。あの頃の音楽の良い部分を吸収し、消化し、自分たちなりのアクセントを付与して鳴らされている。新しくも懐かしいこの音楽は、じっくりと聴きたくなるものだ。


・「百鬼夜行マーケット」 Lyric video



「トリッキーなメロディーラインなので、ぜひリピートして聴いてほしい。ライブ映えするので曲を覚えてライブハウスでも是非聴いてほしい。実際ライブではよくオーディエンスの手が挙がる、とても盛り上がる曲」と紹介してくれた楽曲『百鬼夜行マーケット』。


個性的で耳に残る、中毒性のあるメロディーラインやコーラスに惹きつけられる1曲でありながら、そこに王道J-POPの系譜も受け継ぐような抜群のキャッチーさがあるというのが魅力的だ。それはやはり、2人に共通する音楽的ルーツから来るものなのだろう。


≪物が溢れて星から落ちそう なのに僕らはお腹が空いて ああ もう餓死しそう≫と歌う、ハッとさせるような歌詞の世界観もまた注目ポイントの一つ。現代を生きる多くの人に刺さるのではないだろうか。




「自主企画をはじめとしたライブや、10月のワンマンに向けて定期的な音源リリースも予定している。ワンマン開催日に合わせたミニ・アルバムのリリースも計画中」だというSHACALANDA。


さらに「2024年内に渋谷WWWでワンマンや企画ライブを開催することを目標としている。そのために、とにかくたくさんの人にSHACALANDAの音楽を聴いてもらいたい」とも話してくれた。


個性的でクセになる音楽性とキャッチーさを両立させているSHACALANDAの音楽は、間違いなくもっともっと広く聴かれていくだろう。要注目の存在であることは、確かだ。



【リリース情報】



2023.01.01 Release!!

1st mini Album『Bonfire』
<収録曲>
M1.サキュバス
M2.DANCE HALL
M3.熱
M4.家族ゲーム
M5.百鬼夜行マーケット
各ライブ公演会場、通販サイトにて盤面販売中!

・通販サイト:https://shacalanda.official.ec

・各サブスクリプション:https://linkco.re/ubGB3RV0



【ライブ情報】



■2023.06.23(金)@下北沢DaisyBar

SHACALANDA企画Live!!
 "Higher Higher Vol.2 ~Acoustic~"
OP/17:45 ST/18:15
ADV ¥3,500 / DOOR ¥4,000 (各ドリンク代別途要)
▼ACT
SHACALANDA / おーたけ@じぇーむず / 加藤伎乃 / 東京カメレオン / The Folie Phantom
▼チケット予約

Tiget:https://tiget.net/events/242551

※入場順:①手売りチケット→②Tiget予約→③バンド予約→④当日券




■2023.10.28(土) @下北沢DaisyBar
SHACALANDA 1st One-man Live!!『BATTLECRY』
OP/18:00 ST/19:00
ADV ¥3,500 / DOOR ¥4,000 (各ドリンク代別途要)
▼チケット予約

Tiget:https://tiget.net/events/238512

※入場順:①手売りチケット→ ②Tiget予約→ ③バンド予約→ ④当日券