しんでる記憶喪失系VTuber、ナツメ・アリー。


元々配信活動自体に憧れがあったということと、「暇だった」というシンプルな動機により、2021年3月9日に配信活動をスタート。

友人が絵師とモデラーを両方できたことで気軽に始めることが可能だったというのも、活動に至った理由の一つ。
現在の活動のメインは歌、ゲーム、雑談。


曲はよく耳に残っている曲や、“ひとめぼれ” した歌を直感で歌っている。

中でも得意としているのは、「きれいな曲」。
かっこいい楽曲は苦手ながらも、チャレンジ中。


先日、事務所『BitStar』へ所属し、今は目標でもあるVTuber専業を目指して活動を行っている。




・らぶびーむ!! / ナツメ・アリー(cover)



「イラストも動画も、自分のまわりの人たちに手伝ってもらう形で制作。活動2周年に作ったもので、個人的にも思い入れの深い作品。かわいらしいテイストの曲を歌うのはこれが初めて。自分にはかわいすぎるかな?と不安だったけど、出来には満足している」。そんな風に振り返る1作『らぶびーむ!!』のカバー動画。


爽やかかつ可愛らしいサウンド感の同曲を、透明感と愛らしさに溢れた柔らかい歌声で描く。自身では「自分にはかわいすぎるかな?」と思っていたとのことだが、サウンドの可愛いさと歌声の柔らかさの相性が抜群で、聴いていて心地よく、かつ愛らしさで満たされる、ハイクオリティな1作に仕上がっている。


自身の発信する動画の中で特に人気となっているのも頷ける作品だ。



・Re:



「ナツメ・アリーがどんなキャラなのかの概要がわかる内容。ナツメの背景を知りたい人はぜひ見て欲しい」と話す、ストーリーものの自己紹介動画。


ただストーリーを朗読するだけではなく、感情を込めて届けてくれていたり、さらにはイラストとアニメーションも用いて描いてくれていたりするので、話に没入しやすくなっているというのが大きなポイントだ。


BGMやSEもその没入感を高めてくれているので、知らず知らずのうちにその世界観にどっぷりと浸かっていることだろう。これを見てから配信や作品を見に行くことで、より楽しめるようになる可能性は高いはずだ。


・おしゃかしゃま -GaL Remix- / ナツメ・アリー(cover)



「もともとRADWINPSが大好きで、ここ最近一番 ”ひとめぼれ“ だった曲。曲の良さが伝わるように動画もシンプルにした。自分のギャップを見せられた作品になったと思う」とコメントをくれたのは、『おしゃかしゃま -GaL Remix-』のカバー動画。


先の『らぶびーむ!!』で聴かせていたような可愛らしい雰囲気とは打って変わって、切れ味鋭いサウンド感に合わせたような、鋭利でクールな歌声を響かせる。いうなれば、彼女の“カッコよさ”を存分に味わうことが出来る1作だといえるだろう。


かっこいい楽曲は苦手だと自身で話していた彼女だが、この作品を聴く限りそれは全く感じさせない。むしろ抜群にマッチしているように感じられるという人も多いのではないだろうか。




「3月9日には3周年を迎え、新しい歌ってみた動画もアップ予定」だという彼女。


さらに「夢は3D化。動いている姿を見てもらって、もっと歌を歌いたい。長期的には今までと変わらず続けていくことが目標。『他の誰よりも推してほしい』という欲はないので、『なんとなく見てみるか』と思ってもらえるような気軽な活動をしていきたい。ただし、記憶には残る配信をやりたい。歌声に関しては高音も出て透明感もあるので、そこにハマれば記憶に残ると思う。雑談はリスナーさんも面白い人が多いので、その掛け合いも特徴であり強み。みんなの私生活の中にナツメ・アリーがいるような、寄り添っていける活動をしたい」と、この先の展開や目標、自身の強みについても言及してくれた。


きっと彼女の存在は、いつしか生活に欠かせないものになっているはず。是非ここから長く、チェックし続けていっていただきたい。