姫乃えこぴは、YouTubeを中心に活動中のアニメリアクターVtuberである。アニメリアクターとは、アニメ映像そのものではなく、作品を視聴している自分自身のリアクションを配信している人々の総称で、姫乃も「同時視聴」という形式を中心に活躍中。人気を博している。
同時視聴配信の魅力は、遠く離れた人々と作品の面白さや魅力など、「好き」を共有できることだ。友人の家に集まってみんなでワイワイ騒ぎながらテレビを見たり、一緒に映画館に足を運んで帰りにカフェで作品談義をしたり。そんな気分を気軽に味わえる。姫乃えこぴの配信においては、特にこの「みんなでワイワイ」気分を強く味わえるのが特徴である。
まず何より姫乃のハイテンションなリアクションとトークが楽しい。アニメに詳しくない方でも、リアクションやトークだけで楽しめるほどだ。さらに、彼女自身のアニメや声優に関する知識が豊富なため、初心者の方は作品への知見を深めることができるし、マニアの方は作品談義を楽しむことができる。
配信の雰囲気も誰でも気軽に参加できる空気となっているので、一見さんから玄人まで幅広く楽しみめるチャンネルとなっている。
同時視聴以外の企画もアニメや声優に関連したものが中心となっている。歌枠であればアニソン中心の内容になるし、ゲーム配信もアニメや声優にハマるキッカケになったというキングダムハーツシリーズ等を中心に行われており、徹底している。
彼女がお届けする動画/配信に共通しているのが、「作品を楽しみたい!魅力を伝えたい!共有したい!」という姿勢と、作品への深い愛である。その姿勢と熱いハートが有るからこそ、幅広い層からの支持を受け「ぴーらー(姫乃えこぴのファンネーム)」をどんどん増やし続けているのだろう。世界中のアニメや声優を愛する方が集まるサミットとなる日も近い!?
1. 【同時視聴】声優オタクと見る!第15話「葬送のフリーレン」
大人気作品「葬送のフリーレン」を同時視聴したシリーズで、本動画は15話を視聴したものとなる。
詳しい作品の内容に関しての説明は控えるが、本枠はとにかく姫乃のリアクションが面白い。ストーリーのとある盛り上がりどころでの彼女の発狂具合は一見の価値有り。一見のつもりが癖になって何度もリピートしてしまうこと請け合いだ。
該当作品を既視聴の方は本枠からの視聴で問題ないが、未視聴の方は1話から順に姫乃と一緒に作品視聴するとより楽しめるのでオススメだ。もちろん、本枠で彼女のリアクションを堪能し興味を持った後、改めて1話から視聴する順でも問題ない。再生リストはこちら。
2. 【【推しの子】/2023年春アニメ】アイドル / 姫乃えこぴ(cover)【オリジナルMV】
2023年に社会現象を巻き起こしたアニメ作品「推しの子」のテーマソングである「アイドル/YOASOBI」の姫乃によるカバー動画。収録当時にはアニメ同時視聴も行っており、作品の盛り上がりも姫乃の盛り上がりも最高潮。「この最高潮というビッグウェーブに乗るしか無い」と動画化することを決めたそうだ。
「難度が高過ぎて心が折れそうになったが気持ちで歌いきった」とのことだが、その甲斐あってか素晴らしい仕上がりとなっている。拘りを感じるMV、安心感の有るしっかりしたミックス…数え切れないほど魅力はあるが、最大の聞き所はやはり歌声。同時視聴配信での絶叫&マシンガントークからは想像も出来ない可愛らしい声で歌い上げている。
各サビ後半の頭声が交じる音域でのエンジェルボイスっぷりが特に素晴らしいので、ぜひ注目して聴いてみて欲しい。
3. 【#同時視聴V新春アニソン歌枠リレー】主催した歌枠リレーでアニソン歌うゾ~~~!
姫乃が主催した、同時視聴配信を行っているVtuberによるアニソン限定歌枠リレー配信で、姫乃自身が担当した枠。
「初の主催だったので連絡やら発注やら裏方作業が大変だった」とのことだが、その甲斐あってか各枠とも最高の盛り上がりを見せてくれている。チャット欄も常に賑わっており、サイリウムに見立てたフランスパンの絵文字が大量に飛び交っている。オーディエンスとしての視聴者参加型配信と言っても過言ではないかもしれない。
このライブ感、スピード感、みんなでワイワイ感は正に姫乃えこぴの配信!といった内容。画面の前でサイリウムを振りながらアーカイブ視聴しても楽しい。この楽しさを体験した方は、次の機会にぜひリアルタイムで参加してみて欲しい。
本枠選曲で筆者のおすすめは、配信終盤に姫乃のアニメへの想いとして歌われた「1/3の純情な感情(SIAM SHADE)」だ。
※他参加者枠も含めた再生リストはこちら。
最後に、今後の目標や展望を語ってもらったところ
と、元気に答えてくれた。
日に日に磨きのかかるハイテンションで、アニメへの愛と作品の魅力を世界に発信続ける姫乃えこぴ。彼女が銀の盾を片手に、アニメの主題歌を歌う日もそう遠くはないかもしれない。