BRIDEAR　国内外に轟く、重たくメロディアスなバンドサウンド

2012年に結成されたガールズヘヴィメタルバンド、BRIDEAR。

地元でのLIVE活動を中心に人気を博し、全国展開。

2016年、1st Full Album『BARYTE』をリリース。全国的に注目され始め東京、大阪、名古屋でもワンマンライヴを行う。

さらに9か国16公演にわたる初のヨーロッパツアーを展開。国内外を問わずにその音楽で数多くの人の心を虜にする。

2019年には現体制となり、ロンドンのイベント『METAL MATSURI』に出演。

初のメジャー作品となる2nd Full Album『Expose Your Emotions』をリリース。

2020年はコロナ禍の影響により国内、海外のライヴは全て中止。しかし世界に向けての配信ライヴを新宿Key Studioにて行う。

昨年2021年にはメジャー第2弾となる3rd Full Album『Bloody Bride』をリリース。同作と前作『Expose Your Emotions』の2作はイギリスのレーベルSETSUZOKU RECORDSからもリリースされた。また、コロナ禍の中、5回目となるヨーロッパツアー『'INTO THE DARK FOREVER' TOUR 2021』の敢行を決断し、5カ国8都市での公演を成功させた。

そしてこの2022年、メジャー第3弾Full Album『AEGIS OF ATHENA』をリリース。

SHOW-YA PRODUCE『NAONのYAON 2022』にも出演している。

・BRIDEAR ‐ Ghoul [Official music video]

2019年にAYUMI(Gt.)、NATSUMI(Ds.）が加入し、現体制となって初めてのMV作品『Ghoul』。

初のメジャー作品となる2nd Full Album『Expose Your Emotions』のリード曲だ。

作詞作曲はボーカルのKIMIが担当。

「新体制の新しいBRIDEARを伝える作品を作るんだ！という気持ちが強かった。一番こういうことがやりたかった、という原点。メロディアス、キャッチー、ハードメタルといった要素が詰まっている楽曲になっています」とコメントをくれた。

その言葉通り、ずんずんと重たいハードメタルが鳴り響くが、サウンドにはメロディアスな要素があり、メロディーラインは極めてキャッチー。ハードなサウンド好きはもちろんのこと、ポップス好きにも刺さるであろうサウンド感に仕上がっている。初めて使ったというMVの炎も印象的。

内容的には「ストーリー性が強い楽曲で、切なさを語る。Ghoul（グール）については様々な説があるが、この楽曲ではグール＝人間とは相容れない、悲しい宿命をもつ存在としてその感情をうたっている」と解説してくれている。その切なさもまた、重たくメロディアスなサウンドやキャッチーなメロディーラインを引き立たせる要因の一つだろう。

「新体制になって初めて発表したものなので、ファンの反応が気になっていた。でも結果とても良い反応をもらえて、やりたいことへの自信に繋がった。バンドとしても確信を持てた」という、彼女たちにとっても一つのターニングポイント的な1曲だ。

・BRIDEAR - Bloody Bride [Official music video]

ライヴでの盛り上がりを意識したという楽曲『Bloody Bride』。

「海外のヘヴィメタルバンド“アイアン・メイデン”にエディというキャラクターがいて、『そのガールフレンドになりたい女の子』として、ライヴでは2ｍくらいのキャラクターが登場する」から驚きだ。是非ライヴ映像（https://youtu.be/Mec0C1ApN6Q）も合わせて楽しんでいただきたい。

サウンド的には「ツーバスが炸裂するとてもハードな楽曲。海外ツアーも多く行っているので、世界を意識をして全編英詞で書いている。ライヴでも本編最後の盛り上がり曲としてよく披露する」というパワフルな1曲。それでいて日本特有ともいえるキャッチーなメロディーラインは光っており、やはりハードなサウンド好き以外にも刺さる要素が十分。

疾走感も豊かなので、気分が塞いでいる時などに聴けば、ぐっと気持ちを昂らせてくれることだろう。

・BRIDEAR - Determination [Official music video]

“海外”を強く意識して、Gt. AYUMIが作曲した楽曲『Determination』。

「海外の方に喜んでもらえるようなメロディーや構成、コードなどの要素が多い。これから海外でのライヴでもたくさん演奏していきたい」という同曲は、もちろん“海外”を意識しているだけの楽曲ではない。

イメージを込めたのは“強い意志”だ。「コロナ禍でヨーロッパツアーが全てキャンセルになってしまったり、思うような活動ができなくて苦しんだりしたこともあったが、去年の秋にはようやく5カ国8公演ができた。これからも諦めずに突き進んでいくぞ！！というメッセージも込めて“強い意志”を込めて作っている」と話してくれた。

それはサウンドや真っ直ぐに突き抜けていく歌声からも伝わってくるだろう。がなりあげないのに歌声にパワフルさを感じられるのは、そこに芯があるからに他ならない。そんな芯の強い女性像が伝わってくる1曲だ。

ちなみに、同曲が収録されているアルバム『AEGIS OF ATHENA』自体のコンセプトも“worldwide”。

「コロナの状況下でエンタメが虐げられている数年間、私たちの力で切り開いていくぞ！という思いを込めて、楽曲も歌詞も含めて強気・攻めた楽曲が多い。攻めた分アレンジに時間がかかったが、変拍子を取り入れるなど、今までで一番アレンジに凝っている。ただ、だからといって玄人向けの作品なわけではない。テクニカルではありながら、聴きやすさもある。こういうことができるバンドって少ないのでは？」。

そんな風に語るこのアルバムも、合わせて必聴。

7月10日にはハード・サウンドのガールズバンドを集めたイベント自主企画を開催予定の彼女たち。さらに9月にはUKツアーを発表している。

この先楽しみなことはたくさんある。

今後の目標として挙げてくれた「遠くない未来、Zeppクラスの箱でライヴをしたい！！」という目標も、きっと叶っていくことだろう。

是非Twitterなどをフォローして、続報を追いかけていっていただきたい。

【リリース情報】