東京を中心に活動している女性シンガーソングライター、sae。

現役の理系大学生で、2018年8月で20歳になるという若手シンガーの彼女は、「女の子のドキドキキュンキュン」を表現することをテーマにしている。

正統派J-POPな音楽性が特徴のsaeは、日常の中に生まれる光景や心情を「女の子」ならではの感性と飾らない言葉で切り取って、優しくキャッチーなメロディで歌い上げてきた。 憧れのアーティストには井上苑子や西野カナを挙げていて、女の子世代の新しいカリスマ候補として、じわじわと注目を集めている存在だ。

ライブハウスへの出演や路上ライブなど、地道な活動を積み重ねているほか、Twitterやインスタグラムでの毎日の弾き語りカバー投稿、動画コミュニティアプリ「MixChannnel」での配信など、SNS社会の現代ならではの活動も積極的に続けている彼女。 さらにはモデルや女優としても活動していて、幅広い分野で結果を残してきた。

そんな、各方面から注目を集めるアーティストsaeの楽曲を、実際に聴いていこう。



●がんばって


「がんばって」は、2018年3月に公開されてから3000再生を突破するなど、saeの現在の代表曲として知られている。 

イントロからメロウなアコースティックギターのフレーズが印象的なこの曲は、アコギと歌のみというシンプルなサウンド編成が、彼女の歌声やメロディセンスを際立たせているバラードナンバーだ。 

歌詞のなかでは夢を追う女の子の日々の風景や心情が描かれていて、そのストーリーは、きっとsae自身が体験したことなのだろうと思わされる。 

嘘のない等身大の物語だからこそ、「がんばって 夢をつかみにいくんだ」というまっすぐなメッセージが説得力をもって響いてくる。 

聴いていると思わず彼女を応援したくなって、そして自分も頑張りたいと思えるような、前向きな勇気をもらえる名曲だ。 



●きらきら



春といえば、新しい日々がはじまる季節。そんな春の中にいる女の子の気持ちを切なくも明るく歌い上げたのが、ポップでノスタルジックなミドルナンバー「きらきら」だ。 

これから待っている毎日に思いをはせて、まさに「きらきら」した気持ちをかかえながらも、まだ見ぬ出会いや出来事への不安もかくすことなく歌ったこの曲。静と動を使い分けた曲展開、独特のメロディのサビにインパクトがあって、耳に残る一曲だ。 

高校や大学に進学したり、新社会人になったりと、新しい世界に飛び込むことに期待や不安を抱えている人が聴くと、強く共感できるだろう。


saeの曲のストーリーは、誰もが体験したことがあったり、今まさに体験しているような、何気ない日常の中の情景を描いている。 

だからこそ、若い世代の人はリアルタイムで共感できて、大人世代の人は自分の青春を懐かしく思えるような魅力が感じられるようになっている。 

幅広い世代の支持を集める一方、今後は自分と同じ若い女性層によりアプローチをかけていきたいというsae。自身の20歳の誕生日でもある8月26日には、バースデー記念&初のフルアルバムのレコ発ワンマンライブも控えているという。 

彼女がこれからどんな活躍を見せていくのか、今から目が離せない。


【イベント情報】 

sae バースデー&レコ発ワンマン 〜祝ハタチだよ!〜 

2018年8月26日(日) @渋谷gee-ge. 

open:12:00 / start 12:30 

前売り ¥2500+1D 

当日 ¥3000+1D 

学生 ¥1500+1D 


【公式HP】https://saeofficial.wixsite.com/saeofficial

【Twitter】https://twitter.com/saeee_0826