2.5次元といえば、3次元(生身の人間)が2次元の存在を演じる場合を指すことがほとんどだ。しかし、今回ご紹介したのは2次元(アニメやマンガの人物)が3次元寄りの存在と化したもうひとつの2.5次元だ。

バーチャルアイドルとして、ネットを介して様々な媒体とコラボレーションしている大森杏子は、現実世界で仕事をこなす2.5次元アイドルだ。

マメカラと呼ばれ一躍人気となったハンディカラオケやローラースケートという80年代アイドルをリスペクトした装備に、王道アイドルを意識したキュートな衣装と、2次元ならではの可愛らしいルックスが特徴だ。

しかし、彼女はただネットで“作品”として存在するわけではない。

朝日新聞、NEXCO東日本、ビックカメラ、タカラトミーなど、現実に存在する大規模企業と次々にコラボレーションしていて、リアルに活動する“アイドル”として存在しているのだ。

企業とのコラボでメディアに露出し有名になろうという「あんこ世界征服計画」を行っている最中とあり、そのコラボ数は50社以上。

全国の企業や団体なら版権が無料からコラボが行えるとあって、多くの企業からも注目されている。

彼女が所属する会社・ディヴァージュがデザインやグッズ製作に対応することもでき、コラボ実績がない会社にも対応しているという、完璧具合。

声優には、持ち前のナチュラルで可愛らしい声を活かし、「WIXOSSシリーズ」や「ブレイブウィッチーズ」など、数々の人気作品に携わってきた声優・加隈亜衣を起用。そのため、声を使う仕事にも対応しているそうだ。

コラボ先の企業のジャンルを問わず、一見アイドルとは縁遠いと思われる企業との積極的に仕事をし、現在ファン層を拡大しつつある。

そしてついに、念願のアニメデビューが決まった。

昨年9月には東北を拠点とする大森杏子と大手アニメ製作会社・福島ガイナックスとコラボレーションとして、「大森杏子アニメ化プロジェクト」が始動。プロジェクト支援サービスのキャンプファイヤを通して、支援金1000万円を得て、見事アニメ化が決まったのだ。

常に新しいことへチャレンジし続けるバーチャルアイドル大森杏子が、よりリアルな存在として私達の元へやってくる。

さらなる活躍のきっかけとなるこのアニメ化プロジェクト第一弾として、スポット映像が公開されたので、そちらをご紹介しよう。



●アニメ大森杏子(Shot Ver.)



彼女と周りを取り巻く人たちのバックステージを切り取った映像がこちら。

大森杏子初のアニメ化とあって、実際に彼女が動いて話す姿を見ることができる。

とある名作品のワンシーンを彷彿とさせるビール片手に「プハーッ」とする姿や、衣装を自ら制作する姿など、ステージ上で笑顔輝くアイドルとは一転、リアルな大森杏子が描かれている。

カワイイだけではなく、ダークな一面や性格がちょっぴりきつそうなところも愛嬌。それも彼女の魅力なのだと感じる。30秒のスポット動画ではあるが、アニメーションを見ていると、より彼女のことが知りたいと思う。

そして注目したいのが、出演している豪華声優陣についてだ。

大森杏子の声を務める加隈亜衣はもちろん、これから活躍必須の新人声優・花守ゆみり、ガンダムをはじめ大ヒット作品の主役を何度も演じてきた大御所声優・朴璐美、アニメーションには登場していないが、大人気声優・竹達彩奈など、多くの豪華な声優たちが起用されている。

これだけでも、大森杏子にまつわる企画にかなりと力が入っていることがわかる。

また、動画後半では歌も発表されるという新情報が公開されている。リボン付きツインテールや、ピンクカラーのキュートなルックスから想像するに、とびきりポップなアイドルソングが出来上がってくるのだろうか。今は期待に想像を膨らませることしかできないが、この力の入り具合を見ると安心して期待ができるというものだ。


これからコラボやアニメ化の続報など、彼女の活躍はどんどん飛躍し、あらゆる場面で彼女の仕事を目の当たりにすることだろう。

大森杏子が超アイドル伝説を誕生させるまでの軌跡を、今これから目撃することができるのだ。たくさんの企業とのコラボを通して、さらにバーチャルアイドルとして飛躍しつつある彼女のこれからの活躍に要注目だ。



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