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Ryu Matsuyama ━━ 洗練されたピアノロックのアンサンブルが描き出す、澄んだ空気と鮮やかな情景

Ryu Matsuyama ━━ 洗練されたピアノロックのアンサンブルが描き出す、澄んだ空気と鮮やかな情景

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回はRyu Matsuyamaの登場です。


澄んだ空気が心地いい朝。見たこともない風景のはずなのに、居心地よく温かい街並み。そんな不思議な感覚を、上質なピアノロックサウンドと洗練されたメロディによって匂わせるのが、スリーピースバンド「Ryu Matsuyama」だ。

その中心人物は、ピアノボーカルのRyu。イタリアで生まれ、20年間をイタリアで過ごしたという彼の洋楽的なエッセンスと日本人的なセンスを重ね合わせた音楽感覚が、Ryu Matsuyamaの要になっている。

2010年に日本に移住した彼は、2012年よりBa.Tsuruと共にRyu Matsuyamaとしての活動をスタート。2014年にはDr.Jacksonが加入し、現在の体制となる。Ryuは作曲家やキーボーディストとしても活躍し、Tsuruも10代前半からベーシストとして活動、Jacksonはバークリー音楽大学出身と、それぞれが実力と実績を持つメンバーだ。

2014年に1stミニアルバムを、2015年に2ndミニアルバムをリリースして、2016年にはワンマンライブを経験。2017年にもリリースやワンマンライブを重ね、これまで順調に注目度を高めてきた彼ら。2018年4月には満を持してメジャーデビュー作となるアルバム『Between Night and Day』をリリースし、10月からはリリースツアー「Afterglow」をスタート。3人の個性が混ざり合うことによって独創性と王道感を持ち合わせた楽曲を武器に、現在進行形で話題を集め続けている。

今回は、その楽曲の魅力に触れていこう。



●Footsteps



「Footsteps」は、Ryu Matsuyamaのメジャーデビュー作『Between Night and Day』のリードトラックだ。

“僕らは自由だ”というテーマが込められたこの曲は、重厚で落ち着いたリズムと壮大に広がるアンサンブルが伸びやかな空気感を生み、何かのはじまりを告げるような爽快感を描き出している。

緩急のついたメロディ展開は、大胆さと繊細さを併せ持った美しい情景とストーリーを作り上げる。

さらに、その世界観を鮮やかに演出するMVにも注目だ。

約4000枚の実写フレームに1枚ずつ筆を加え、それを再スキャンして映像化し、さらにエフェクトを加えるという、途方もない努力の結果完成したこの作品は、手ごたえのある風景映像に絵画のような独特の色味が入り込み、唯一無二の質感を持っている。

MVまで含めて、ひとつの作品として楽しみたい傑作だ。



●City (Studio Session Ver.)



彼らのプレイヤーとしての演奏面にもフォーカスを当てていきたい。

この「City」のスタジオセッション映像は、サウンドも映像も全編一発録りというかたちで製作された。それによって、3人の張り詰めた緊張感が極限まで生々しく切り取られ、限りなく生ライブに近い雰囲気が伝わる一作に仕上がっている。

演奏曲の「City」はRyuが日本に来た際に感じたことを綴った曲だそうで、ある意味でRyu Matsuyamaの原点と言える一曲だろう。原曲とはまた違った、スタジオセッションならではのアレンジにも注目だ。



●「Landscapes」[YouTube Music Sessions]



演奏と映像を合わせたプロジェクト「YouTube Music Sessions」でも、彼らの楽曲とライブ感を体験できる。

同じくメジャーデビュー作『Between Night and Day』収録された「Landscapes」は、ゆったりとしたピアノサウンドに地に足の着いたリズム隊が絡み、そこに高揚感たっぷりの歌が乗ることで、壮大な景色を描き出す。

洋楽的なアプローチを感じさせながらも、日本人の耳になじみやすいキャッチーさを見せるのも、Ryu Matsuyamaならではの魅力だ。



メロディ、サウンド、それらが描き出す情景。Ryu Matsuyamaの音楽の構成要素は、どれをとっても圧倒的に洗練されたクオリティで、鮮やかな個性を生み出す。

メジャーデビューとリリースツアーを経て、さらに注目度を高めた彼らがますます大きな存在になっていくのは間違いないだろう。12月7日にはツアーファイナルとなるワンマンライブも控えているので、さらに躍進していく彼らの道筋を、是非生のライブで目撃してほしい。



【公式HP】http://ryumatsuyama.com/

【Twitter】https://twitter.com/RyuMatsu_Info



【イベント情報】

・TOUR “Afterglow”  ONE MAN LIVE

12/7 (金) 渋谷TSUTAYA O-WEST

Open 18:30 / Start 19:00

Adv ¥3,500 (tax in) + 1Drink


・bud music 10th anniversary

2019.1.19(sat)-20(sun) @ 磔磔、KYOTO MUSE (京都)

open 14:00 / start 14:30

http://www.budmusic.org/news/post-25764


【リリース情報】

Ryu Matsuyama 「Between Night and Day」

2018年5月16日(水)発売

VPCC-86168 / ¥2,250+税


1.Window

2.Footsteps

3.City

4.That Mad Rad Tale

5.Istante

6.Take a Piece

7.Simply, Something

8.Return to Dust

9.Landscapes


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