バーチャルナースVtuber、癒咲りらと。

2021年8月29日、誕生日にアップした楽曲『群青』の歌ってみた動画。

「『群青』は歌詞が自分にとても当てはまるなと感じて、歌った。特に“今でも自信なんかない、それでも”という部分が自身とリンク。キレイな歌唱で良かった、とファンの方から言ってもらえることが多くてよかった」とコメントをくれた1本だ。

歌声に原曲へのリスペクトを強く感じるのは、やはり実際に歌詞の内容が自身とマッチしているからだろう。込められた感情がリンクすることによって、全く違和感なく、心地よく聴くことが出来る作品に仕上がっている。それはつまり、彼女が歌声にきちんと感情を乗せることが出来るシンガーであるということの証明。

そんな、シンガーとしての質の高さを感じる歌ってみた動画だ。

「ボカロはもともと好きで、HoneyWorksさんもとても好き。特に『告白予行練習』が好き」と話す彼女。

やはりこの楽曲でも、その歌声には強く感情が込められているように感じられる。実際に自分の言葉で、応援してくれる人に感謝の気持ちを伝えたり、決意を述べたりしているように聴こえる。可愛らしい歌声の中に、芯の強さを覚えるのだ。

それでいてもちろん楽曲のノリの良さも壊していないので、ノリながら聴ける。

「カバーされているのを聴いて、気になって原曲を聴いたら、原曲もとても良かったため歌った」という楽曲『フクロウ～フクロウが知らせる客が来たと～』のカバー動画。

独特な世界観に引き込まれるような、幻想的な空気感が特徴的な同曲。

「個人的にはしっとりと歌い上げるような楽曲のほうが得意」というのも、この作品を聴けば納得できるのではないだろうか。

「しっとりした楽曲の方が得意とはいえ、色んなジャンルに挑戦していきたいなぁとは思っているため、そこは頑張りたい。また、オリジナル曲も作っていきたい」と話してくれている彼女。