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ゆめこ ━━ 歌に生きる登場人物を演じる!?作品愛が生んだ新スタイル“歌って演じてみた”を追求してみた

ゆめこ ━━ 歌に生きる登場人物を演じる!?作品愛が生んだ新スタイル“歌って演じてみた”を追求してみた

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回はゆめこの登場です。



歌い手として活動するゆめこ。

歌い手キャリアはなんと10年。長きに渡り、ボーカロイド楽曲をカバーし、愛を注いできた。
元々アニメが好きで声優を目指していたというゆめこ。学生時代は舞台が勉強できる学校を選び、学生生活を送りながら芝居を学んでいた。進学後、大学ではミュージカルについて学び、演技と同時に歌に精進した。

「歌ってみた」を始めるきっかけとしては、仲の良い友人と歌うSound Horizonの曲をたくさんの人に聴いてほしいという思いからだったそう。初投稿からしばらくは二人で投稿していたが、徐々に一人でも投稿をするようになり、カゲロウプロジェクトに出会ってからは、台詞を入れて投稿をし始めた。

その後、現在に至るまで自主運営で活動を続けてきた。
また、歌ってみたの作品公開だけでなく、「がんばっている人たちへの応援ソング」をテーマに楽曲を集めたファーストアルバム「ゆめ」をリリースしている。
殿堂入り経験もあるというゆめこ。彼女の歌ってみたの魅力は、ずばり“演じてみた”だ。
曲中に歌うのはもちろん、独自で考案したセリフを導入して、演技を取り入れているのだ。
作品への愛が生んだ歌ってみたのニュースタイルを築く。そんな歌い手・ゆめこの魅力を、深く追求してみたいと思う。


●【ゆめこ】アヤノの幸福理論【歌って演じてみた】



ゆめこを代表する楽曲がこちら。じん(自然の敵P)の「アヤノの幸福理論」である。
カゲロウプロジェクトの作品が好きになり、じんが作る歌を歌いたいという気持ちから「歌って演じてみた」に挑戦したそう。
やわらかく、時には吐息を零すように素朴で、やさしい音色を紡ぐゆめこの歌声は、穏やかなメロディにぴったりと合わさる。
誰かを悲しませたくないという思いが、自分の決意となることを歌った歌詞を、彼女はしっかりと理解して歌っている。
作品愛があってこその理解であり、思い入れなのだろう。物語の主人公の痛切なる思いを、身を振り絞るかのように歌い上げている。
最後は演じたセリフと同様に、主人公の独白のように演じて歌っているのだが、その涙しながら呟くような歌声には、思わず涙を誘われてしまう。この切ない思いを、彼女は知っている。それを歌に、このワンフレーズにすべて込めたのだ。
彼女の愛ある作品と、世界観をより切なく美しく仕上げる歌声に、多くの人が感動した。
その結果、自身初の殿堂入りを果たし、先日ついにミリオンを達成したという。


●【ゆめこ】罪の名前【歌って演じてみた】


こちらはryoの「罪の名前」。
壮大なサウンド・スケープの中、麗しいファルセットを響かせながらはじまり、幼く可愛らしいハイトーンから、少年のような勇ましい歌声、女性らしい凛々しくハスキーな歌声まで、七変化する彼女の歌声を知ることができる。
織り交ぜられる多様な歌声が鮮やかに曲の世界観を彩り、深いビブラートが、空間を震わせる。緊張感や恐怖感をただよわせ、歌詞が描くストーリーを、より立体的に表現している、
ゆめこは、楽曲の持つ世界観を理解することに長けている。そして、その世界を表現するための術は、歌だけではない。
彼女の歌ってみたの特徴は、歌だけでなく、セリフを挟んで演技を取り入れるところだ
曲間では演技パートがあり、少年と少女の掛け合いがある。
曲の世界で生きる登場人物たちの気持ちを、やり取りを自ら思い描き、言葉にして演技する。彼女の学生時代の演技経験が活かされたオリジナルの手法だ。
これを入れることで、彼女の作品は他の歌ってみたとは一線を画す唯一無二のジャンルとなり、歌だけでは再現できない作中に登場する人物たちのストーリーが生み出されるのだ。
これを含めて、彼女の作品。そしてリスナーたちは、曲の持つ世界をより深く知ることができるのだ。


●【ゆめこ】アディショナルメモリー【演じるように歌ってみた】


9月公開の最新作は、じんの「アディショナルメモリー」。今回は、先述2曲よりも激しいソリッドなロック・ミュージックだ。
今回は演技パートを組み込む、というよりも“演じるように歌ってみた”という、新たなチャレンジをしたという。
いつもよりも歌声に感情の揺れを反映させ、まるでカゲロウプロジェクトのキャラクター・アヤノをより強く彷彿させる。
後半にかけて徐々に歌声の乱れが激しくなり、感情的に叫ぶように歌うところがまさに人間的。感情あってこその歌声と変貌していくのが、この曲の魅力だ。
歌詞とゆめこの歌声の2つで描く、抱え込む悲しみと闇の起伏。それらをより立体的かつリアルに伝えるため、MIXにもこだわりがあるそうだ。
その臨場感溢れるパフォーマンスを、ぜひイヤホンやヘッドホンで聴いて堪能してほしい。

歌ってみたとして今後も精力的に活動を続けていくであろうゆめこ。
彼女の最新作などの情報は、すべてTwitterで更新されていくとのこと。要チェックだ。

また、公式通販ページでは、CDやグッズが購入可能だ。WEBでは公開されていない楽曲が多数収録されている。廃盤やレアアイテムと化してしまう前に、ぜひゲットしてほしい。

https://yumeyumeko.booth.pm/


【Twitter】https://twitter.com/5hato3

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