三重県出身、現在は関西を拠点に全国でライブ活動を行うシンガーソングライター、大橋タカシ。
年間160本を超えるライブ活動を行い、そのエモーショナルなステージングで見るものを魅了する。歌声は温かくて優しい、ふくよかな響きの歌声だ。それでいて伸びやかに抜けていくので、力強さも抜群。聴いていると自然と力をもらえるようなその歌声は、一つの大きな武器といえる。
元々はギタリストとして様々なバンドで活動しており、大型ロックフェスへの出演経験も持つ。しかしエレキギターをアコースティックギターへと持ち替えて、シンガーソングライターへと転身した。
2008年には1stアルバム「GRAND CANYON」をリリース。その後も精力的に活動を続け、昨年2019年にはミニアルバム「シチテンバットウ」を発表。改めてその注目度を高めた。
また、シンガーソングライターの活動と並行して、作家としても活動中。ウェディングドレスデザイナー桂由美氏への楽曲提供を行ったり、チャンネル登録者数50万人を超える人気のYouTubeチャンネル「遊楽舎ちゃんねる」の公式テーマソングを手掛けたりと、作家としての存在感も日々高まっている。
・大橋タカシ『シチテンバットウ』MV
2019年3月23日にリリースされたミニアルバム「シチテンバットウ」のタイトルトラック。
シチテンバットウは、どこか昭和歌謡や歌謡ジャズを思わせるような、ノスタルジーを覚えるサウンド編成が印象的な楽曲。
内容は自身曰く「現代社会で戦うすべての方に送るメッセージソング」だ。≪こんなもんじゃ終われないだろう まだまだここから≫と、倒れて折れそうな心をもう一度引き上げて、前に向かわせてくれる。
サビでの≪一撃≫≪はちまき≫≪生きがい≫≪生き恥≫と、韻を踏んでいく言葉のハメ方も気持ちよい。一つ一つの言葉を味わいながら聴きたい1曲だ。
・2020.4.24『ダイヤモンド』@Livehouse Rumio
2020年4月24日に、大阪のライブハウスRumioにて行われた無観客配信ライブから、楽曲「ダイヤモンド」の演奏模様。
この楽曲には「決して諦めない」という強いメッセージが込められている。≪どこまで歩けばこの旅は終わるの?どこまで歩けばあの空に会えるの?≫≪信じよう気高く儚い夢抱いて 叫ぼう届けよう輝き放ちながら≫といった歌詞からはまさにそんなメッセージが感じられ、その言葉・世界観と、ミュージシャンやライブハウスをはじめとした音楽関係者の気持ちがリンクする。
力強く熱量のこもった歌声はそんな歌詞の世界観にさらに説得力をプラス。もう諦めようかと思った時に、ぜひこの楽曲・映像に触れてもらいたい。
・2019.3.23 LIVE動画『ねがい』
2019年3月23日に開催されたワンマンライブから、楽曲「ねがい」のパフォーマンス模様。
「ねがい」は、メロディーが美しいバラードソング。特にBメロからサビにかけての音運びは実に耳なじみが良く、多くの人が引き付けられるはず。J-POPのど真ん中で戦えるメロディーラインだといえるだろう。
また歌声の優しさもこの楽曲の一つの特徴。柔らかく優しい音色で奏でられる音は、疲れた心や体にすっと入ってきて、まっすぐに言葉を届けてくれる。辛いときにそっとそばにいてくれるような感覚を覚える楽曲だ。
楽曲の各種サブスク配信やDL販売も行なっている彼。さらに新型コロナウイルス感染拡大防止のためにライブがなくなってからは「ツイキャスをたくさんやるようになった」という。
まだまだ従来のライブは難しいかもしれないが、それでも彼の音楽や人柄に触れることができる媒体はたくさんある。ぜひまずはそこから触れてみていただきたい。
【HP】
https://www.ohashitakashi.com/
【Twitter】
https://twitter.com/takashi_ohashi?s=20
【YouTube】
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