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zanpan ―― ありのままの自分だからできる。ネガティブとポジティブを繋ぐ繊細な感情をロックンロールで世界へ届ける

zanpan ―― ありのままの自分だからできる。ネガティブとポジティブを繋ぐ繊細な感情をロックンロールで世界へ届ける

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回はzanpanの登場です。


「ネガティヴに前向きなロックンロールを」をモットーに掲げる4人組ロックバンドzanpan。

じゅんじゅわ(Vo&Gt)、ツバサ・レイガン(Gt&Cho)、ながいせんせ(Ba&Cho)、ふっしー(Dr)の4人で、地元・福島県郡山市を拠点に、東北・関東で活動している。
2013年11月に前身バンド・THE☆N☆PANとして結成。
2016年にはSUMMER SONICへの出演をかけた“出れんの!?サマソニ!?”の最終審査に進出し、インディー音楽リスナーを中心にその名を広めた。
2017年4月より、現在のバンド名・zanpanに改名し、5月にシングル『ロックンロールとは/最低な日常』をリリースするとともに、心機一転活動を始める。
その後、新時代のロックを開拓するオーディション&育成プロジェクト・MASH A&R 4月度マンスリーアーティストに選出、同企画が主催するオーディションイベントでは最終戦まで進出した。
今までのオーディションイベントは、あと一歩のところで入賞を逃していた彼らだが、11月に行われたCOUNTDOWN JAPANへの出演をかけた“RO JACK for COUNTDOWN JAPAN 17/18”では見事入賞を果たし、大きな成果を残した。
シングルを計4枚発表し、今年1月には、ファースト・フルアルバム『STEP』をリリースしたzanpan。2019年幸先の良いスタートを切ったzanpanの魅力について迫る。


●zanpan「最低な日常」Music Video



2017年にリリースされたサード・シングル『ロックンロールとは / 最低な日常』に収録されている1曲だ。

元々はギターのツバサ・レイガンが作ったデモ曲があり、これを久々に聴いたボーカル・じゅんじゅわが新しい形で作り変えたという。イントロのギターのフレーズをそのまま生かし、メンバーそれぞれが自身のパートをアレンジし、今の形になったそうだ。
J-ROCKらしいキャッチーなボーカルラインと、躍動感あるリズム・セクション。一度聴いたら耳に残るなじみ良くも印象的なグッドメロディだ。
じゅんじゅわのほのかにハスキーで哀愁が漂う歌声が、聴き心地良く、ネガティブとポジティブの中間の揺れ動く思いを丁寧に拾い上げる。
この曲が、バンドの方針や立ち位置が大きく変えるきっかけとなったこともあり、メンバー自身も思い出深い大切な曲だという。


●zanpan「歩幅」Music Video



こちらは昨年5月にリリースされた4枚目のシングル『歩幅 / コーヒーに慣れて』に収録されている1曲。大学卒業後、ドラムパートが抜けて最初に作った楽曲だという。

拭いきれない将来への不安や、明るい未来へ向かいたいという希望が込められた歌詞を、じゅんじゅわが力強く歌う。
不安と希望、一見真逆に位置する感情ではあるも、根元は一直線で繋がっているものだ。不安があるから希望を知り、希望を知っているからこそ不安に陥る。この過程を、彼はその持前の歌声で巧みに表現する。
デモの段階でほとんど完成形だったこの曲は、メンバーの就職や将来への不安と希望を持ちたいという強い思いと共鳴した。
だからこそ思う存分感情移入ができ、繊細なギターリフや折れない心を描く根強いリズムラインで、その思いを各々表現している。
基本マイナス思考ではあるが、曲はハッピーエンドにしたいという彼らの思考が、zanpanのモットーである「ネガティヴに前向きなロックンロールを」に繋がるのではないだろうか。
普遍的な感情を、よりリスナーに深く届けるため。「その気持ちを抱えているのは1人じゃない」そう伝えるために、彼らはありのままの自分たちを歌に込めるのだ。


●zanpan「両手」Music Video



今年リリースされたばかりのファースト・フルアルバム『STEP』のリードナンバーで締めくくりたい。

“優しさとは何か”にフィーチャーし、「両手」という曲名とともに、優しさの届く範囲について考えたという。誰にでも優しくできるわけではない。たった1人に優しくできるような人にもなれない。だからこそ、この両手に届く範囲が自分の優しさが渡せる範囲であり、その分届く範囲すべてに優しさを届けたいという思いが綴られている。
ネガティブ思考というよりも、あくまでポジティブ思考。非常に前向きな捉え方をしており、それはアップテンポのロックチューンでも完全に表現されている。
届く範囲が決められたからこそ、確かな優しさを持ちたい。そんな思いの強さを込めたように、パワフルなバンド・アンサンブルが繰り広げられていく。疾走感とともに、熱い想いが駆け抜けていくように、始めから終わりまで突き進んでいく。この爽快なバンド・サウンドにも注目だ。
MVは従来通り撮影・編集すべてを自分たち自身で行っている。カットごとに進んでいくメンバーのストーリーやユニークな振る舞いが見どころとなっているそうだ。ぜひMVにも注目して聴いてほしい。


ありのままの自分を込めることで、ネガティブとポジティブを繋ぐ繊細な感情を表現するzanpan。彼らのストレートなまでの王道J-ROCKミュージックと、普遍的な感情を掘り下げたリアリティある歌詞は、多くの人の心へ届き、共感と感動を生むだろう。
彼らの今後の活躍にも注目だ。現在、最新作となる『STEP』はオンラインストアの他、ライブ会場や配信サイトで購入できる。多彩な楽曲が揃った聴きごたえばっちりのアルバムだ。ぜひお手にとってみてはいかがだろうか。



zanpan 1st Full Album「STEP」

2019年1月26日 発売
2000円(税込)

ライブ会場・オンラインストア・各種配信にて購入可能

収録曲(全10曲)
01.step
02.歩幅
03.両手
04.がっかりした
05.かたち
06.コーヒーに慣れて
07.ロックンロールとは
08.あいにく
09.stop
10.最低な日常



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