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LUNKHEAD 結成20周年。その中で積み上げてきた「人生」を映し出す渾身の叙情ロック

LUNKHEAD 結成20周年。その中で積み上げてきた「人生」を映し出す渾身の叙情ロック

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回はLUNKHEADの登場です。



目まぐるしく変わっていく邦楽ロックシーンの中で、第一線を走り続けてきたバンドがいる。それが、愛媛県出身のロックバンドLUNKHEAD(ランクヘッド)だ。
彼らの結成は1999年。2004年にはシングル「白い声」でメジャーデビューを果たし、それ以降、10枚以上のシングルやアルバムをリリースしている。親交のあるバンドにはART-SCHOOLやつばき、UNDER THE COUNTERが並び、彼らとともに2000年代邦楽オルタナティブロックシーンを築き上げてきた。
2010年代に入ってもその活動は止まることなく、ハイペースでのライブや作品リリースによって、王道のギターロックを鳴らし続けている。
2019年には結成から20周年、デビューから15周年を迎えたLUNKHEAD。その道のりは、決して平坦なものではなかったという。その中でも、メンバーを超えて「友達」である仲間たちと前へ転がり続けることで、ここまで進んできたそうだ。
メンバー自ら機材車を運転し、各地を回るスタイルで活動を続けてきた彼ら。ライブやバンドについての価値観は時間とともに少しずつ変化し、「バンドを続けてこれたのは決して当たり前のことじゃない。続けられる限り続けていきたい」という、ベテランだからこその冷静な視点もあるという。
そんな彼らの音楽性の魅力は、「孤独」や「青春」、「愛」など、さまざまなテーマから命の輝きを歌う詞世界にある。そうしたメッセージの数々が、ステージ上で長年にわたって叩き上げられてきた演奏やパフォーマンスと重なることで、圧倒的なライブバンドとしての激情を描いてきた。
2019年4月17日には、彼らの大きな節目となる12thアルバム「plusequal(プラスイコール)」のリリースも控えている。そこに収録される楽曲たちを聴いていこう。




「plusequal」の1曲目を飾る曲であり、同作のリード曲となっている「朱夏」。今回のアルバム制作期間の中でも初期に生まれたというこの曲は、メンバー自らそう語るように「LUNKHEAD」らしさが全開になったロックナンバーだ。
鋭利な武器で殴りかかるようなサウンド、激情的な熱量の中にもノスタルジーを含む歌詞の情景、それらが合わさって駆け抜ける疾走感。感情をかき乱すギターリフによるイントロから叫ぶようなサビ、最高潮に高まって走り切るラストまで、一気に聴かせるキラーチューンに仕上がっている。
これまでの彼らの道のりを示すような「王道」の色味と、これからの彼らの決意を描くインパクトに満ちた一曲だ。




「朱夏」から続く2曲目として収録されているのが、2018年に3か月連続配信シングルのひとつとしてリリースされた「アウトマイヘッド」だ。
MVではメンバー自らが撮影と編集を手がけ、機材車の中の光景を中心に、LUNKHEADのリアルな姿が映し出されている。歌詞でも「バンドマン」の生々しい日常が描き出されていて、「ナンバーガールを耳に挿して」など、そのルーツが見えるフレーズがあるのも印象的だ。
聴き手の心に一気に火をつけた「朱夏」の流れに乗りつつ、アッパーな中にも染み入る叙情を感じさせてくれるこの曲。彼らが20年の歩みの中で築き上げてきた「LUNKHEAD」という日常そのものを噛みしめるようなロックソングだ。



こちらも3か月連続配信シングルのひとつ「はじまれ」。MVは「ライブ映像を映したテレビ画面を撮影する」という手法で、あえて古く荒い雰囲気を演出している。
ライブでは「最後の一曲」としても定番だというこの曲は、明るく突き抜けるメロディと真っすぐなビートを刻むドライブ感によって、後味のいいエンディングを作り上げる。メンバー本人たちもこの曲をラストに持ってくると「締まる」し「上がる」と語っていて、LUNKHEADのライブにとって重要な曲のひとつになっていると言えるだろう。
ライブの最後で歌われる「はじまれ」。そこには常に前を見据え、止まることなく転がり続けてきた彼らの生き様がそのまま映し出されているようだ。



結成から20年を経て、日本のロックシーンを代表するライブバンドとなったLUNKHEAD。その最新作となる「plusequal」には、これまで多くの場所を巡り、多くの人と出会い、多くの経験を積んできた彼らの生き様そのものがひとつのドラマとなって描き出されている。
2019年5月12日からは、新宿LOFTを皮切りに、全国を巡るワンマンツアーも予定している彼ら。是非その会場へ足を運んで、熱い激情と感動に満ちたライブを生で見届けてほしい。


【公式HP】https://lunkhead.jp/

【Twitter】https://twitter.com/lunkhead_offici


【リリース情報】
12th ALBUM「plusequal」(読み:プラスイコール)
2019年4月17日(水)リリース
価格:¥2963+税(税込¥3200)
レーベル:CHOCKYU RECORDS
品番:CHKY-0034
1.朱夏
2.アウトマイヘッド
3.ヒナタ
4.心音
5.極光
6.いつかの
7.光のある方へ
8.SHIBUYA FOOT
9.はじまれ
10.小さな反逆

【イベント情報】
LUNKHEAD ONEMAN TOUR 2019「plusequal」
5/12(日)新宿LOFT「猪突猛進のみかん祭」
5/18(土)札幌COLONY
6/1(土)福岡キューブリック
6/2(日)新居浜ジャンドール
6/8(土)仙台LIVE HOUSE enn 2nd
6/15(土)HEAVEN'S ROCKさいたま新都心
6/29(土)心斎橋JANUS
6/30(日)名古屋ell.FITS ALL
7/19(金)恵比寿LIQUIDROOM




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