パワフルな歌声が特徴的なVsinger・狛枝ルカ。プロの歌手を目指し、2022年8月9日にデビューした。以前は歌い手として活動していた様だが詳細は不明である。


彼の活動のテーマは、「この一音に激情をのせて。誰かの希望の光になれたら。」。デビューして以降、関西弁の心地よい雑談やゲーム(APEX)、歌枠等の配信を実施。音楽面では、多数のカバーMVを投稿するなど、精力的に活動を行っている。


彼が「叛逆者」を名乗るのは、怒りをもとに歌っているからなのだという。「どれだけ努力しても望みが叶わない、弱者は夢なんて持っても無駄、才能が無ければ夢は叶わない。」そう感じて望みを捨てる人が多い、彼自身もそう感じ望みを捨てたことがあったようだ。だが彼はプロの歌手になるという望みだけは諦めきれなかった。それが彼の怒りだ。彼自身が弱い者達の代表として、彼の運命への叛逆を通し、ファン達に希望を与えていきたいのだそう。


彼のモデルをよく見ると、左手のみ赤ネイルが施されている。これは狛枝ルカの左腕ではなく、亡くなった恩人の左腕だそうだ。



・心という名の不可解 - Ado ( Cover ) / 狛枝ルカ



Adoの楽曲「心という名の不可解」のカバー動画。彼の力強く伸びやかな歌声が印象的な1曲である。

狛枝ルカは、今までは自分が歌いやすいと思う曲を歌っていたが、現在は「自分の中で挑戦的な楽曲・難しい楽曲も歌えたら、楽曲も表現の幅も広がっていくのではないか」と様々な歌を歌うようにしているのだという。この楽曲についても、「サビは自分らしく力強く表現できたのではないかと思っている」と語ってくれた。

青く澄んだ瞳でこちらを見る彼が映し出されているMVにもぜひ注目して欲しい。


・スフォルツァンドの残響 - キャロル·マールス·ディーンハイム(水瀬いのり) ( Cover ) / 狛枝ルカ



アニメ「戦姫絶唱シンフォギア」のキャラクターソングである「スフォルツァンドの残響」。

アニメのラストシーンとなる戦いの場面を表現した楽曲であり、彼のアニメに対する愛を込めて制作されたという1本だ。


狛枝ルカは、キャロル・マールス・ディーンハイムというキャラが好きなのだそう。

このカバーMVを通して、アニメにも興味を持ってくれたら嬉しいと話してくれた。


MVには、アニメの名シーンのセリフを織り交ぜたり、オマージュシーンが入っていたりと、彼のこだわりが詰まっている。

約3か月の時間をかけて制作された作品を隅から隅まで堪能して欲しい。


・殲琴・ダウルダブラ - キャロル·マールス·ディーンハイム(水瀬いのり) ( Cover ) / 狛枝ルカ



先ほどの楽曲と同じく、アニメ「戦姫絶唱シンフォギア」のキャラクターソングである「殲琴・ダウルダブラ」。

「スフォルツァンドの残響」とセットで制作しようと決めていたという作品だ。


「スフォルツァンドの残響」とは表現のパターンが異なるというこの「殲琴・ダウルダブラ」。

彼の芯の通った声が心地よさを感じさせる。


MVは、大元を狛枝ルカが制作し、それをブラッシュアップしてもらってできたものなのだそう。

歌と合わせてぜひこちらも楽しんで欲しい。




今後も積極的に歌ってみた作品を作っていく予定だという狛枝ルカ。


自分の代名詞となるオリジナル曲、Rebellionを作って、自身で作詞を行いたいという夢もあるそう。

また、「いつか3Dライブを行いたい」と大きな夢も語ってくれた。


YouTubeについては、チャンネル登録者数10万人が目標だという。

「男性のVsingerさんって、まだあまり多くない気がする。自分が先駆者になっていきたい」という彼の今後の活動にぜひ注目してほしい。