巨峰3兄弟　キャッチーな世界観で「ご利益」を呼ぶ！群馬発の全力ポップスユニット

馬場雄一（Vo.AG.）、近浦涼平（Vo.AG.）、長沢雄介（Vo.）の3人から成るボーカルユニット、巨峰3兄弟。

2014年に結成された彼らは、「全力ポップス」と自ら名づけた独特のスタイルを持ち、それぞれ個性の違うシンガーソングライター3人の魅力を融合させて支持を集めてきた。

結成したての頃の練習後に「巨峰ジュース」で乾杯したことがきっかけでつけられたというユニット名には、現在では「信頼」「思いやり」「人間愛」といった巨峰（葡萄）の花言葉も意味として込められ、彼らの音楽性を体現する名前となっている。

これまでにミニアルバム「キョホオト」やシングル「擦り傷マイライフ」、「深海日記」などの作品をリリース。一方では定期イベント「天下一ぶどう会」の開催など精力的にライブを行ったり、FM桐生の冠番組「キョホラジ」でラジオパーソナリティを務めたりと幅広い活動を展開している。

2016年には盟友とも言えるユニットKanAsami（カナサミ）とコラボシングル「キミと歌えば/一等星」を発表し、これまでに共同イベント「てるてるぼうず」を何度も成功させるなど、ユニークな活動も見せてきた。

そんな彼らのキャッチコピーは「ご利益あります」。その音楽性はキャッチーでポップでありつつも、メンバー渾身の全力が感じられる。「巨峰3兄弟と出逢ってからはいいことが起こる」という評判を受けてきたという彼らだが、その噂も納得のポジティブなパワーに満ちている。

それぞれがソロ活動で培ってきた実力を発揮し、たくみなボーカルワークと世界観で観客を魅了する実力派ユニットだ。

・【MV】45 / 巨峰3兄弟

2019年7月にMVが公開された「45」。このMVはクラウドファンディングによって制作されたもので、巨峰3兄弟の渾身の一作になっている。

その世界観はシュールでゆるい。謎の体操ダンサーたちが踊る中で巨峰3兄弟が歌い叫ぶのは、彼らの故郷である「群馬」へのノスタルジーだ。

タイトルの「45」は、都道府県魅力度ランキングでの群馬の順位からとられている。「地味な田舎」という目で見られることも多い群馬を、自虐ネタを交えながらもコミカルに紹介していて、笑いに満ちたふるさと賛歌となっている。

サウンドプロデューサーには同じく群馬出身のバンド・秀吉を、MV監督にもやはり群馬出身のユニット・どんぐりずを迎え、まさに「群馬づくし」のクリエイターチームで作られたこの作品。一度見たらクセになるインパクトを持った、異色のキラーチューンだ。

スッと耳に届く詞世界と軽快なサウンドで、キャッチーかつエモーショナルな「全力ポップス」を実現してきた巨峰3兄弟。

群馬や東京を中心に精力的な活動でぐんぐん知名度を上げており、今後のさらなる飛躍が期待される存在だ。

ぜひその楽曲に触れて、まっすぐなメッセージを受け取ってみてほしい。彼らの活動の最新情報は、公式HPやTwitterから要チェックだ。

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