ジャン＝ミシェル・バスキアの覆面アーティスト時代の別名「SAMO©」に由来するバンド名を掲げる彼らは、ダンスミュージックとロックを絶妙なバランスで融合させて独自の世界観を描き出し、クラブシーンを中心に注目を集めてきた。

2007年にはアルバム「KAFKA HIGH」でBMG JAPANよりメジャーデビューを果たし、その後もコンスタントに作品制作とライブ活動を展開。普遍的なロックとダンスミュージック、メジャーシーンとアンダーグラウンドシーンの境界線を自在に行き来してきた。

2019年にはおよそ7年の沈黙を破って、待望のニューアルバム「GHOST」を発表。ブラーやプライマルスクリーム、U2などの作品を手がけてきたエンジニアのJohn Davisがマスタリングを務め、「ここ数年で出会った作品の中でもトップレベル」と評するなど、さらなる新境地を見せた傑作に仕上がっている。

国内バンドシーン、クラブシーンにおいて唯一無二のバンドとして、ますます注目を集める存在だ。

https://soundcloud.com/thingstokyo/timeshift

最新アルバム「GHOST」のリードナンバーのひとつ「Time Shift」は、ビートとリフ、ボーカルメロディの絡みが心地良さを感じさせるキラーチューンだ。

ダンスミュージックとしての魅力とパンク的なアンサンブルが合わさって、エレクトリック・ニューウェイブという彼らの掲げるジャンルを体現している。

日テレの新しい試みとなるツイッター連続ドラマ「シンデレラ地獄へ行く」の主題歌にもなっており、今回のアルバムの軸となる一曲として必聴だ。

「Hit The Wall」は、徐々に壮大さを増していく曲展開が印象的なダンスナンバーだ。

どこか低体温な響きのメロディやフレーズに心地の良い緊張感を覚える一方で、クラブミュージックとしても確かに”踊れる”一曲となっている。

アルバムではこの曲が中盤の山場を作っているので、その点も注目してほしい。

The SAMOSの以前からの代表曲のひとつ「Monotory」は、挑戦的でパーカッシヴなリズムセクションが生み出すグルーヴと、アグレッシブなインパクトの中にも確かなキャッチーさを兼ね備えたメロディワークの融合が特徴の一曲だ。

ミクスチャーロック、ダンスミュージック、ワールドミュージックなどさまざまなジャンルの要素を併せ持った世界観は、誰もが踊れるボーダーレスな魅力を放っている。

最新アルバム「GHOST」で、さらに表現の幅を大きく広げてますます注目を集めているThe SAMOS。日本人離れしたサウンドセンスと圧倒的なパフォーマンスのライブでリスナーに驚きを与え続ける彼らが、これからどんな世界を見せてくれるのかますます期待が高まる。

11月29日には、「GHOST」のリリースイベントとなるワンマンライブも控えている彼ら。ぜひその会場に足を運んで、極上の熱狂を生み出す彼らのステージを生で体感してみてほしい。

【Twitter】https://twitter.com/the_samos

The SAMOS “GHOST” SPECIAL ONE-MAN LIVE

開催日：2019年 11月29日（金）

時間：19時OPEN / 19時半 START / 21時 CLOSE

会場：WOMB https://womb.co.jp/

前売チケット 2400円（税込/ドリンク代別途600円）　10/25~11/28まで

チケット購入ページ→https://thingstokyo.zaiko.io/_item/320075

当日入場料 2900円（税込/ドリンク代別途600円）

LIVE：The SAMOS / SHIGEO:Vo,Guitar / RAYMOND:Key,DJ / M.I.T:Electric-Dr,Vo

VISUAL : VJ NAKAICHI / 三嶋章義 LIGHTING : MIURA

主催：Things/Zeni Records

協力：KDDIウェブコミュニケーションズ/NEO created by OYAIDE/MUSIC SHARE/ZAIKO

The SAMOS

4th ALBUM『GHOST』

価格：2,400円

1. Don’t

2. TimeShift

3. APL

4. Imperfection

5. Particle Pieces

6. Hit The Wall

7. NOEXIT

8. Casual Linking

9. Out of Sight

10. Life and Limb

11. Shelter House

12. Strange Flavor