DIYスタイルの活動で普遍的なロックサウンドと歌心あふれるメロディを届けるアーティスト、ハイエナカー。
村瀬みなとのソロプロジェクトとして2017年に始動し、サポートメンバーを迎えながら都内を中心に活動してきたハイエナカーは、スッと耳に届くアンサンブルとハイトーンボイスが生み出すキャッチーな空気感、等身大のストーリーが広がる歌詞を武器に、ライブアーティストとして注目を集めてきた。
また、自身でミックスやマスタリングも手がける制作スタイルによって、ハイペースな音源発表を行っているのもハイエナカーの注目ポイントのひとつ。CDや配信というかたちでもその世界観を届けながら、グッドミュージックを生み出し続けるソングライターとして話題を呼んでいる。
・ハイエナカー『ブルーベリーアイスクリーム』Music Video
2019年11月現在の最新作として公開されている「ブルーベリーアイスクリーム」は、変わりのない日常の風景の中で、終わってしまった「キミ」との関係をふり返って現実のやるせなさを歌い上げるナンバーだ。
ひとつの関係が終わっても、何事もなく続いていく生活と大して変わらない自分。そこにある小さな変化を象徴するように、コンビニから姿を消したブルーベリーアイスクリーム。
飾らない日々を切り取ったストーリー描写が、リアルな質感を帯びて心に染み入る一曲となっている。
・ハイエナカー『水色の船』Music Video
タイトでシンプルなアンサンブルの中で語り紡ぐように物語を見せる「水色の船」は、素朴な情景描写と心情描写から日常の愛しさがこみ上げるミディアムナンバーだ。
決して格好いいわけではなく、特別にドラマチックなわけでもない日々の中にあるちょっとした幸せを、思わず噛みしめたくなるようなストーリーソングに仕上がっている。
ひとつの部屋の中に流れる時間を描くMVも見どころのひとつなので、併せてじっくりと見てみてほしい。
・ハイエナカー『メトロポリタン東京で』Music Video
2018年4月に公開された「メトロポリタン東京で」は、夜を駆けるような疾走感の中にセンチメンタルな感情がきらめくロックナンバーに仕上がっている。
高揚感と焦燥感、諦念が入り混じって複雑な色を帯びる夜のひととき。気持ちが繊細で敏感になる夜という時間だからこそ、これまでの思い出や現実の中の自分が鮮明に見えて、さまざまな思いが呼び起こされる。
自分を見つめる等身大の一曲として、真夜中に没入して聴き入りたくなるようなロックソングだ。
ハイエナカーの見せるストーリーと世界観は、ライブハウスシーンを中心に着実に多くの人に届き始めている。
その感性がこれからどんなかたちで日常と感情を切り取り、物語として描き出してくれるのか、今から期待が高まる。
ますます存在感を増していくハイエナカーの音楽に、注目してほしい。
【公式HP】https://hyenacar.wixsite.com/unazukenai
【Twitter】https://twitter.com/sougousikai
【配信情報】
Spotify
Apple Music
【イベント情報】
12月13日(金)@下北沢HALF
「大人がいないのは明日までvol.1」
OPEN 11:30/START 12:00
TICKET/ (前売)¥2,000- (当日)¥2,000-(+1Drink)
ACT:ひとりハイエナカー/萬屋樹太郎(TENDER TEMPER)/齊藤隼之介/マツモトユウタ(Mr.Seaside)/池澤英(Ezoshika Gourmet Club)/佐藤かける(CULTURES!!!)
FOOD:たかみずくっきんぐ