2019年5月2日よりグループ活動を開始した完全セルフプロデュースアイドル、白紙のリブート。メンバーは「柏木さくらこ」「日向リロ」「西野ゆに」という3人組だ。
柏木さくらこは主に舞台で活動。日向リロはダンサーとしてCMやミュージックビデオへの出演経験を持ち、さらにMステやFNS歌謡祭にもバックダンサーとして出演、コレオグラファーとしても活動するなど、ダンスをメインとしてきた。リーダーの西野ゆにはモデル、DJ、ダンスとマルチにこなし、海外ブランドのランウェイに出演した経験を持つなど、それぞれ全く異なるフィールドで活動してきた3人が集まった。
白紙のリブートとして活動を始める前にも、1年ほどの活動をしてきたが、「今後は完全セルフプロデュースでやっていこう」ということで、白紙のリブートがスタート。2019年5月2日結成ということで、まだ活動歴は半年強程度。しかしライブの本数はすでに100を数え、2019年11月15日にはワンマンライブも開催した。
活動期間の短さもあって、ワンマンライブ開催が決まった段階ではチケットが3枚しか売れていなかったという。しかし1日3本行ってきたライブのわずかな間にワンマンライブのビラを配るなど、今自分たちに出来ることを地道に続けてきた結果、ワンマンライブを大成功に収めた。その模様は以下から確認可能だ。
・白紙のリブート – REBOOT【LIVE20191115】
実際に強い意志でワンマンライブを成功に収めたところもまた、この楽曲に説得力をもたらしている。
現在の活動のメインはライブとSHOWROOM。SHOWROOMでは曜日ごとに配信担当者をわけて、毎日配信するようにしているという。ライブも月に15本以上は行うなど、「常に止まらないこと」を意識している。
さらにそんな活動の中、クラウドファンディングで47万円の調達に成功し、その資金をもとに楽曲制作も行った。
他のアイドルと一線を画すポイントは、○○系というわかりやすいコンセプトがないという点。一般的に地下で活動するアイドルは、自分たちをよりわかりやすく、キャッチーに売り出すために、○○系というコンセプトを設けることが多い。しかし彼女たちにはそれがない。
よくある可愛いものではなく自分たちがカッコイイと思うもの、良いと思うものを表現して、それが自分たちのオリジナリティになればという思いで活動している。実際にそれはオリジナリティに繋がり、独特な世界観にハマるファンも増加中だ。
結成からわずか半年で100本以上のライブを行い、ワンマンライブも成功に収めた彼女たち。そのことだけでも活動にかける思いは伝わってくる。今はまだ「地下アイドル」として活動しているが、当然見据える先は地上だ。地上へ出て全国に羽ばたき、地方や大きなライブハウスでライブが出来るようになっていきたいという。
アイドル戦国時代の昨今、地下から地上へ、そして地上から全国へというのは簡単ではなくなってきている。しかし強い思いと行動力でどんどんと前へ進む彼女たちであれば、高いハードルを飛び越える日も来るはずだ。そんなシンデレラストーリーを、序章からしっかりとチェックしておくことに損はないだろう。
【SHOWROOM】 https://www.showroom-live.com/room/profile?room_id=155476
【白紙のリブートTwitter】 https://twitter.com/HAKUSHInoRBT
【西野ゆにTwitter】 https://twitter.com/uni_nishino
【日向リロTwitter】 https://twitter.com/riro_cheese
【柏木さくらこTwitter】 https://twitter.com/sakurako_jiburi
【ライブ情報】
12/30日(月)昼の部:巣鴨 獅子王