低音好きに刺さる、ダーク系女性歌い手、Utau。


2021年2月に初めての投稿となる『夜明けと蛍』の歌ってみた動画を発表。
以降、コンスタントに投稿を続けている。


活動のメインは歌ってみた動画の投稿やライブ出演。

この2024年5月にも新しい歌ってみた動画である『凍るアリス』の歌ってみた動画を発表している。




・ダーリン / 歌ってみた



「男性キーの曲。低音女子である自分の強みを活かして、ファンに喜んでもらいたいと思い、歌った」という『ダーリン』の歌ってみた動画。


男性キーの楽曲ということもあって、持ち前のクールで切れ味鋭い雰囲気の低音ボーカルがさらに映え、色気を感じさせる。無理して低い音を出そうとする際の苦しさのようなものは一切なく、むしろ余裕のようなものすら放っているのも一つの特徴。それがまた特有の色気に繋がっているといえるだろう。


楽曲自体にもどこか色気が感じられるので、二重の色気に酔いしれることが出来るはずだ。



・名前のない怪物(Band Arrange.)/歌ってみた



「誕生日に公開した歌みた。EGOISTが好きで、知人からも歌声に似合う曲と言われた」と話す1作『名前のない怪物』の歌ってみた動画。


勢いがありながらも神秘的で荘厳な雰囲気を放つサウンドに、彼女のロックテイストの歌声がこのうえなくハマる。それは歌声のカッコよさを引き出すものでもあるし、楽曲のカッコよさを引き出すものでもあるといえる。相乗効果が感じられる、歌ってみた動画の成功例の一つといっても過言ではないだろう。


全体の静と動のバランスも絶妙で、コントラストにハッとさせられる瞬間も多々。思わず聴き惚れてしまう歌ってみた動画だ。


・藍二乗/BandCover.



「ヨルシカが好きで、特に自分の中での十八番曲」と振り返るのは、『藍二乗』のカバー作品。


バンドカバーということもあって、この作品ではギターにドラムにベースにと、演奏する彼女たちの様子がMVチックに映し出される。それが、疾走感のある楽曲にさらなる疾走感を与えているということは、間違いない。


もちろん歌声や演奏のクオリティも申し分ない。特に歌声は本家へのリスペクトが光る、感情的でストーリー性を感じる歌声で描かれている。聴いていていつの間にか楽曲の世界観の中にトリップしてしまうという人も多いのではないだろうか。




印象的でオリジナリティを感じる歌声で音楽を描く彼女。

きっとその歌声は、この先も聴く人の心を掴み続けることだろう。


音楽好き必見の歌い手であることは確かだ。
是非、注目して追いかけていっていただきたい。


【リリース情報】


凍るアリス / 歌ってみた

https://youtu.be/pWNJaRQctZ4