東京を中心に活動するバンド、イエロー・シアン・マゼンタ。バンド名は、「多種多様なジャンルの音楽を奏でるバンドになるように」という思いから、色の三原色から採られた。その名の通り、時にサイケデリックなサウンドを鳴らし、時にシューゲイザーのように包み込むギターサウンドを聞かせるなど、音楽と音楽をまるで色のように組みあわせてカラフルな世界観を表現している。
2019年7月には初のアルバム「愛すべきは音楽」を発売し、音楽ファンを中心に、徐々に注目度を増している。
・イエロー・シアン・マゼンタ – 僕らの故郷、黄金の国ジパング
60年代から70年代のサイケデリックなロックバンドで鳴らされていたようなファズがかった歪みのギター。そんなギターサウンドで日本語ロックを奏でたような、極彩色なサイケ感を強く感じる楽曲。途中で鳴らされるワウの音色やトレモロ感のあるギターも、そんなサイケ感の演出に繋がっているので、注目だ。
当時のサイケデリックロックは、どこかふわふわしたようなポップ感のあるメロディーのものも多かったが、この楽曲のメロディーもそれにまけじと実にポップだ。ポップ感も洋楽のそれではなく、まぎれもなく日本の音楽のポップ感なので、誰の耳にも懐かしくも新鮮に響くだろう。
・イエロー・シアン・マゼンタ – 8月の夜に
バラード調で切ないメロディー、泣いているようにも聞こえる感情がのったギター、土台を支えながらも時に思いが爆発したように荒ぶる歪みを聞かせるベース等、各パートがそれぞれ切なさを演出している分、楽曲全体通してずっと心にぐっとくる。
メロディーや基本的なコード感やリズムなど、楽曲の幹となる部分はギターボーカルである杉浦啓介が描いている。そこに対して色付けを施していくのが各メンバーだ。
元々音楽学校の同期で結成されているということもあって、各個人のスキルも確かだ。今後ますますお互いがお互いの個性を引き出しあい、もっと大きな存在になる可能性も高いだろう。
【公式HP】 https://ycm-band.jimdo.com
【Twitter】 https://twitter.com/YCM_info
【リリース情報】
2019年7月30日発売
01.僕らの故郷、黄金の国ジパング
07.黄昏行進曲
¥1,500
忘れてはいけないのは、僕らは音楽が好きだということ。
好きなものは誇り、愛するべきだということ。
日々の暮らしの中で忘れてしまいがちな僕らの原点を形にした音源集。
現在、各配信ストアでも販売中→ https://linkco.re/67TY0VSD
【ライブ情報】
2020/02/22(土)@池袋adm 四丁目のアンナ企画「池袋」
開場15:00 開演15:30 チケット代¥3,000(+1drink)
四丁目のアンナ イエロー・シアン・マゼンタ つるうちはな POLYANNA 猫を堕ろす
e+
https://eplus.jp/sf/detail/3170780001-P0030001P021001?P1=0175