東京を中心に活動するロックバンド、NEXTRADE。
疾走感にあふれたキャッチーな楽曲から、ミクスチャー感のあるヘビーな楽曲、EDMの香りがするような電子音がちりばめられた楽曲まであるなど、幅広いサウンドを聞かせるバンドだ。
どの楽曲にも共通して言えるのは、それぞれの楽器の存在感の強さとメロディーの良さ。特にメロディーはほとんどの楽曲で、タイアップがついていてもなんら不思議がないようなキャッチーさがある。明るく疾走感がある楽曲にキャッチーなメロディーが付くのは一般的だが、多少暗く重めの楽曲であってもシンガロングなメロディーを持つ楽曲が多いというのがNEXTRADEの特徴だ。
どんなサウンドであってもキャッチーなメロディーを持つ曲が多いというのは、メンバー同士の好みがあうものを追及していった結果だという。特に意識せずとも、メンバー同士の好みをあわせようとするとそういうメロディーになっていくのだ。

メロディーは、音楽において日本人がすごく大切にする要素の一つ。そこに強みを持っているNEXTRADEが注目を集めてるのは、いうなれば必然だ。



・NEXTRADE – BNW2 

基本的にキャッチーなメロディーの楽曲が多いNEXTRADEの中でも、特にキャッチーさを感じる楽曲がこの「BNW2」だ。この楽曲は、曲の一部にぐっとキャッチーなメロディーが入るというわけではなく、基本的に最初から最後までずっとキャッチーなメロディーが続く。だからカラオケで歌われていてもなんの違和感も感じない。むしろ万人受けするような、カラオケ映えする楽曲だといえるだろう。
疾走感も高く、どことなくアニソンのようなワクワク感を感じる。聞けば気分をあげてくれる一曲だ。



・NEXTRADE – 言い訳フェス 


グリーン・デイのようなポップパンク感のある始まりが印象的な一曲。冒頭こそそんな風にシンプルにかき鳴らされたギターとパワフルなドラミングで始まるが、イントロ第2部といえるパートでは、キラキラしたギターのメロディーがぐっと楽曲を華やかにする。ただのポップパンクではなく、華やかなロックサウンドに昇華されるのだ。
そんなサウンドに支えられているメロディーは、BNW2同様に、むしろそれ以上にキャッチーでポップになっている。
言い訳フェスというタイトルからも連想されるが、「男性が女性をフェスに誘う」「でもそれは曲を聴くためではなくデートに連れ出す口実」という状況がこの楽曲のテーマ。それゆえ全体的に派手目なパーティー感がある。コーラス部分には「サマソニ」などの実際のフェスの名前が使われていて、それがさらにパーティー感を盛り上げているといえるだろう。そこも注目ポイントだ。



・NEXTRADE – Miles away 


メンバーが好む音楽を体現する形で制作されたというこの楽曲。ミクスチャー感のあるヘビーなサウンド、中でも特にギターとベースのリフが印象的な楽曲だ。そんなヘビーな雰囲気があるAメロ部分には、ラップ調に歌詞が詰め込まれたメロディーが乗る。しかしサビに入ると、視界が一気に開けるようにサウンドやメロディーが明快に。例によってすごくキャッチーといえるサビのメロディーには、エモさも強く感じる。

ハードな部分とキャッチーな部分、どちらもライブ映えするこの楽曲は、ライブでより輝くことも間違いないだろう。



最近は曲作りの順番が変わり、まずはオケ全体をある程度作り、そこにメロディーを乗せていくという。それにより、よりライブで楽しめるような曲作りができるようになった。 

疾走感のあるサウンドも、ヘビーなバンドサウンドも、そしてキャッチーなメロディーも当然ライブ映えは抜群だ。是非そんな彼らのライブを体感してみてほしい。


【公式HP】http://nextrade-web.com/ 


【Twitter】https://twitter.com/NEXTRADE_info?s=20


【リリース情報】


2019.07.19 released

2,000yen

New Mini Album “7 Attitudes” (ヨミ:セブン アティチューズ)

1.BNW2

2.Miles away

3.等身大メソッド

4.LOVE SYNDROME

5.Empty

6.言い訳フェス

7.ずっと

※ライブ会場にて販売中


【ライブ情報】
2/14 Veats Shibuya
3/5 都内某所
3/18 都内某所