茨城は水戸発のスリーピースバンド、goomiey。
Dr. 大久保林香が中学の同級生のBa.岩堀聖奈、高校の同級生のGt./Vo.平山舞桜を誘い結成。作詞作曲編曲はすべて自分たちで行うのはもちろんのこと、MVのディレクションも自分たちでするなど、セルフプロデュースをしつつ活動中だ。
2017年7月の結成以降、「ティーンズトーナメント2018」で優勝を果たしたり、フリーサンプラー「ハナコトバ」が即日で完売したりするなど、高い注目を集めてきた。2019年には1stミニアルバム「Arms」を発売。発売当時は女子高生だったというのがうそのように、ワイルドで骨太なサウンドを鳴らしている。歌詞や激しく歪んだサウンドも含めて、「年の割にはこんなことを考えているんだ」という攻撃的なものが多いのが特徴だ。
1stミニアルバム発売以降もロッキング・オンが主催するオーディション「RO JACK」にて入賞アーティスト選出にされたり、「神戸女子大学」のWEB CMソングを書き下ろしたりする等、ますますその注目度を高めていった。
そして2020年3月、満を持して2ndミニアルバム「ゼロドラマ」をリリース。「自由を意味するゼロと0から始まる私たちのドラマを作っていくという意味でゼロドラマと名付けました」という今作。現役女子高生バンドという看板を脱ぎ捨てて早1年。新しい彼女たちの物語が、本格的に幕を開ける。
・goomiey – 夜のせいに
2020年3月4日にリリースされる2ndミニアルバム「ゼロドラマ」に収録されている楽曲「夜のせいに」。この曲は、神戸女子大学のWEB CMソングとして書き下ろした楽曲で、MVも神戸女子大学の構内で撮影された。
全体の世界観は、「誰にでも眠れない夜はあるものだが、いろいろと考えすぎないで、全部夜のせいにしていろんなことに挑戦していこう!」というものとなっている。サウンドもそんな優しく背中を押すような世界観同様に、温かみのあるサウンドだ。特にサビでの音の広がりは気持ち良い。goomieyの特徴の一つであるバンド然とした力強さは失われていないまま、より音に広がりがもたらされているので、よりどんな人が聴いても受け入れやすくなっているといえるだろう。
・goomiey – ステレオタイプ
同じく2ndミニアルバム「ゼロドラマ」に収録されている一曲。「夜のせいに」はタイアップソングということもあって、よりメロディーに強さを持った曲だといえたが、この「ステレオタイプ」はこれぞgoomieyといったグランジ感のあるハードな歪みが印象的なサウンドとなっている。とはいえもちろん持ち前のメロディーセンスは如何なく発揮されているので、本格バンドサウンドが好きな人も、J-POP的メロディック楽曲が好きな人も両方楽しめる楽曲だ。
「1stミニアルバムの頃と比べて2ndミニアルバムでは歌詞が大人になっている」という今作。このステレオタイプもまさにそんな世界観だ。「誰にも分ってもらえなくても、自分の考えに自信をもってほしい。いろいろなステレオタイプ(固定観念)がなくなればいい」という思いが込められている。
サウンドの「らしさ」もどんどん確立されていき、歌詞の世界観もどんどん深くなっていく彼女たち。そんな成長していく彼女たちの今が詰め込まれた2ndミニアルバムは要注目だ。またもちろん、そんなリリースに伴って行われるツアーにも注目。
「これからは、茨城を拠点に東京そして全国へとライブを届けにいきたい」と考えているというから、これからの動向をしっかりと追いかけていきたい。
【HP】
http://goomiey.com/
【Twitter】https://twitter.com/_g_o_o_m_i_e_y?s=20
【リリース情報】
2ndミニアルバム「ゼロドラマ」
2020/03/04リリース
1:マガジン
2:夜のせいに
3:ステレオタイプ
4:118 号線
5:本人
6:gloomy
STR-1054 全 6 曲 ¥1,600(税抜)
JAN:4571316560800
発売元:STROKE RECORDS
販売元:株式会社 PCI MUSIC
【ライブ情報】
【ZERO DRAMA TOUR】
2020/03/29(日)渋谷CLUB CRAWLから全国ツアー「ZERO DRAMA TOUR」開催決定
ツアー日程は公式サイトからご確認下さい。
goomiey公式サイト:http://goomiey.com
2020/03/29(日)渋谷CLUB CRAWLから全国ツアー「ZERO DRAMA TOUR」開催