メンバーは、Vo.よったん、Vo.マサ、Gt.ピヨピヨ、Ba.JUNKI、Dr.たてくんという5人組編成。
2014年10月、『鼻くそボビーシール』として札幌にて結成。
2016年より本格的な活動をスタートさせ、同年11月より現在の『HANABOBI』に改名。
2017年には初企画でワンマンライブを敢行。
発売開始から一週間もたたずにソールドアウトとなり、
追加チケットもすぐに完売するほどに高い注目を集めた。
2018年には1stシングル『95%』を会場限定で発売。
さらに北海道内7ヶ所を回る道内ツアーと東京ツアーを敢行。
2019年1月から3月まで三ヶ月連続企画を開催。
NOISEMAKER主催『KITAKAZE ROCK FES.2019』のオープニングアクトとして抜擢され、
12月には初の全国流通盤となる3rd EP『ALOHA』をリリース。
翌2020年には正月より『ALOHA TOUR 2020』をスタートさせ、
前哨戦である『ALOHA FLYING TOUR 2019』も含めて40本以上のライブを行う。
以降はコロナ禍もあり活動は限られてしまった部分もあるが、
配信ライブも行うなど出来ることを全国に向けて発信し続けている。
そしてこの2021年4月、2ndシングル『BLACK MASQUERADE』を発売。
7月にも夏向けのナンバー『ラフマン』をサブスク配信している。
・HANABOBI - プラチナベイビー (MUSIC VIDEO)
2019年リリースの、代表曲的な位置付けとなっている楽曲『プラチナベイビー』。
夏を意識させるような爽やかな疾走感と華やかで開けたムードのコーラス、
そしてテンションを高めてくれるようなメロディーラインが印象的な1曲だ。
ヘビーなサウンドと爽やかな疾走感のミクスチャー感が絶妙で、
全体的にどこかお祭り感があるというのも、この楽曲の夏感を高めている一因だろう。
海で撮影されているMVにも同様に強い夏感がある。
撮影は5月だが、その日は5月なのになぜか30℃超えの暑い日だったということも、
そんな強い夏感につながっているのかもしれない。
その夏感は、北海道のバンドではあるが、いい意味で北海道っぽくない雰囲気を生む。
地域性を押すのとはまた違い、全国各地どこでだって通用するような1曲となっている。
・HANABOBI - BLACK MASQUERADE(MUSIC VIDEO)
「違う一面、いろんなことをやっているミクスチャーバンドの側面を出した」
という楽曲『BLACK MASQUERADE』。
ヘビーで攻撃的なサウンドには、全体的にどこかダークな雰囲気が香る。
とはいえもちろん元気な雰囲気やバンドらしいキャッチーさでも確かな存在感が発揮されていて、
ダークな方向や重たい方向に全振りしているわけではない。
そのバランス感覚はやはり彼らならではのものだろう。
またこの楽曲からは打ち込みのサウンドも入っていて、
「バンドとして新たな局面に入ったターニングポイント的楽曲」だという。
そこには「流行り云々ではなく、いいものは取り入れていく」
という彼らの姿勢が感じられて、さらなる進化にも期待したくなる。
・HANABOBI - ラフマン(MUSIC VIDEO)
2021年7月にリリースされた楽曲『ラフマン』。
「タイトルのとおり、笑顔を全面に押し出した楽曲。聴きやすさも意識している」
というその言葉通りに、高いテンションとカラッと晴れた空のような
気持ち良いサウンドが印象的な1曲だ。
メロディーラインの高揚感も抜群だし
≪大丈夫 全部笑い飛ばすから≫と歌うその言葉たちも、
人を笑顔にさせるもの。
「普段はVo.よったんのシャウトが大きな武器だが、この楽曲は敢えてそのシャウトを封印して、
どんな方でも楽しめる楽曲という印象をより強めた」というその意識もあり、
聴けばきっとどんな人でも明るい気持ちになれることだろう。
ライブでの盛り上がりも間違いなく、彼ら自身も
「コロナ禍で、100%のレスポンスなどを含めたライブはできていないため、
これからが楽しみ」と今後ライブでの全開の熱狂を心待ちにしている。
高いテンションと音楽的なセンスを感じさせる豊富な展開、さらには遊び心と、
魅力的な要素が多いバンド、HANABOBI。
この記事だけでは語り尽くせないほどの熱量を持つ彼らをたくさん聴いて、
暑かった今年を最後まで熱く燃え上がらせていただきたい。
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