Nagie Lane　巧みなハーモニーでシティポップを描くアカペラシーンのニューカマー

アカペラシーンの次世代を担うアーティストとして、今大きな注目を集めるアカペラグループ、Nagie Lane（ナギーレーン）。

メンバーはがっくん、ブリジットまゆ、れいちょる、みかこ、バラッチの5人。2018年に結成された彼らは、始動直後から「OTONOVAアカペラグランプリ」や「SHIBUYA A CAPPELLA STREET」、「Vocal Asia Festivalアジア大会(日本代表)」、フジテレビ「全国ハモネプリーグ2019」にも出演するなど、メディアからも注目を集めてきた。

2019年には初のインディーズミニアルバム「ナギービートで唄わせて」を発表し、自主企画ライブ「月の渚で会いましょう」をコンスタントに開催するなど、ライブシーンでも活躍。YouTubeではアカペラカバー動画も精力的に公開して、開設から１年足らずで10,000人近いチャンネル登録者がおり、Twitterでは7,000人以上のフォロワーを獲得するなど、SNS上でも支持を集めている。

2020年2月26日には渋谷発のアカペラストリートイベント「SHIBUYA A CAPPELLA STREET」のテーマソングにもなっている「楽器が買えないわけじゃない」を配信リリースし、7月5日には自身最大規模となる「SHIBUYA STREAM hall」でのワンマンライブも予定するなど、その勢いはますます高まるばかりだ。

パラレルキャリアを持つ5人が多彩な才能を集結させ、自身でプロデュースー〜演奏を行い、音楽性はシティポップを軸に幅広い表現を展開。新時代のアカペラシーンにおいて、最重要のグループとなっている。

・楽器が買えないわけじゃない（Music Video）

2020年2月26日には、最新作となる配信シングル「楽器が買えないわけじゃない」をリリースしたNagie Lane。

ミドルテンポの中でゆったりとしたメロディが揺らめく極上のシティポップナンバーに仕上がっているこの曲は、渋谷の街並みを鮮やかに描き出しながら、その中で歌い手としての自身の決意も見せている。

音楽への愛、アカペラへの愛を感じさせてくれるメッセージソングとして、必聴の名曲だ。

・タピオカのうた - Nagie Lane【MV】

Nagie Laneの代表的なオリジナルソングのひとつ「タピオカのうた」は、独特のビートとアンサンブルによって、キャッチーなダンスポップに仕上がった一曲だ。

J-POP的なアプローチが知られるアカペラシーンにおいては異色の存在感を放っていて、遊び心を見せながらも緻密に絡み合うフレージングが印象的に響いている。

テーマが現代のポップカルチャーを象徴する「タピオカ」なのも見どころのひとつ。誰もが共感できるポップな題材と新感覚のシティポップサウンドで、軽快な中毒性を見せるキラーチューンだ。

・Pizzicato Five 東京は夜の七時~the night is still young~【A Cappella Cover】

伝説的なポップグループPizzicato Five（ピチカート・ファイヴ）の名曲「東京は夜の七時」をカバーしたこの動画では、シティポップアカペラグループとしてのNagie Laneの実力を存分に体感できる。

まず耳に残るのは、パーカッションとベースのリズム隊による圧倒的なグルーヴ感。タイトでエレクトロポップ的なビートがしっかりと土台を支えていて、そこに女性メンバー3人のハーモニーが乗ることで、疾走感のあるアンサンブルに仕上がっている。

確かな実力に裏打ちされた軽快なアカペラカバーとして聴いてみてほしい。

2月26日の配信リリースの先にも、自身がアンバサダーを務める5月10日に開催の「SHIBUYA A CAPPELLA STREET」や、7月5日に開催のNagie Lane史上最大規模でのワンマンライブなど注目のイベントを控えている。これからのアカペラシーンを牽引するグループとして、さらなる躍進にますます期待が高まる。

【ワンマンライブ情報】

Nagie Lane One Man Live

「LONG VACATION」