アニソンシンガーを目指して活動中のシンガーソングライター、野月理世(RISE)。 

「アニメやゲームのテーマソングを歌うこと」を目標に掲げ、自身で作詞作曲を行いながら、ライブや配信を中心に活動中。
少しだけ鼻にかかったような甘さを感じる声質の持ち主だが、その中に強さや太さを感じる歌声を聴かせる。その強さや太さは、時に透き通るような透明感に変わるなど表現力も豊か。そんな彼女の歌声は、もはやハードコアともいえるハードなバンドサウンドや、疾走感溢れるサウンド、さらにはどこかクラシカルな雰囲気がするようなオケに支えられた壮大なサウンドなど、様々なサウンドと相性が良い。
クオリティの高いサウンドや声質、そしてシンプルに歌唱力の高さなど、どこをとってもすでにアニメやゲームのテーマソングとして採用されていてもおかしくない楽曲・歌唱を聴かせているアーティストだ。




・野月理世 – Tearing the darkness 




「イントロからサビに入るまでの展開と、サビの盛り上がりを楽しんで欲しい」というこの楽曲は、アニソンやゲームの主題歌としてぴったりな雰囲気がムンムン。 

やや抑えられたサウンドで彩られたサビで始まる曲だが、その後にすぐに壮大なサウンドへと変貌を遂げる。そこで一気に疾走感も増していき、ぐっと盛り上がりが感じられる。
また特筆すべきはBメロのメロディー運びの美しさ。本来Bメロはサビ前の助走的な部分だといえ、そこまで頭に残るようなメロディーをはめていない曲も多い。しかしこの曲のBメロは、サビとしても通用するような耳なじみの良い、綺麗なメロディーを聴かせている。そしてそんなBメロを超えて始まるサビは、よりキャッチーで壮大。だから抜群の盛り上がりの良さがある。そんな盛り上がりはまさにアニソンやゲームの主題歌に欠かせない要素だろう。
またこの曲は「世界観に重きを置いて制作している」という曲でもある。ゆえに壮大なオケや途中に入ってくるクラシカルでゴシックなサウンド、さらに≪未だ見ぬエデンへ繋ぐ赤い月≫など、独特な世界観を感じるパートは多い。それもまたアニソンやゲームのテーマソングとしてぴったりだといえる要素だ。




・野月理世 – 月光 




まさに月の光を感じるような柔らかいピアノと和風の音色で始まりを告げるこの曲。初めて自身でアレンジまですべて行った楽曲だという。ソングライティング力の高さや詩の良さだけではなく、アレンジ力の高さも感じられる。 

どこか和風な要素、月の光を感じるような柔らかい雰囲気はメロディーにまで反映されていて、全体的に穏やかで優しく、切ない世界観が広がっている。
歌われている内容も「今はいない大切な人への想い」という、切ない内容だ。ただ、いなくなってしまったことを嘆くだけのような、切ないだけの世界観ではなく、≪いつまでも胸の中に君が居るから/今歩き出す≫といった、切なさの中に前向きな力強さをもった世界観となっている。そこに優しさが感じられるから、メロディーやサウンドもどこか切なさの中に優しさがあるような雰囲気になっているのだろうと推察される。



「今年はたくさんの作品をお届け出来るように制作を頑張りたいです」という彼女。 

これまでの楽曲のような、たくさんの音を使った、展開も豊富な質の高い楽曲を量産するのは決して簡単なことではない。しかしこれまでの曲を聴けば、それも出来るのだろうと期待してしまう。
野月理世は、それだけ高いソングライティング力をもっているアーティストだといえる。




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【Tearing the darkness】






【Shooting star】