国内メタルコアシーンにおいて精力的な活動をくり広げ、大きな存在感を示してきたバンド、Sailing Before The Wind。 

2011年に結成された彼らは、これまでに20人以上ものメンバーチェンジを経て2016年に現編成に。ハイペースなリリースやライブ活動で、着実に知名度を高めてきた。
代表作とも言えるEP「Judgement」「Sanctuary」はApple Musicのメタルチャートでランクインを果たし、SCREAM OUT FESTやTRUE NORTH FESTIVALなどの大型フェスにも出演。日本を代表するメタルコアバンドのひとつとして、実績を積み重ねている。
さらに、2019年3月には最新作となるEP「Revised Standards」をリリース。作品ゲストにはオーストラリアのSienna SkiesとアメリカのA Scent Like Wolvesを迎え、全国7都市を回るツアーをオーストラリアのISOTOPESを迎えて成功させるなど、さらなる躍進を見せた。
音源製作、プロデュースまで自ら行うDIYスタイルの活動からくり出されるSailing Before The Windの音楽は、エッジの効いた重厚なサウンドの中にも美麗でメロディアスなフレーズが響き、洋楽的なスケールの大きさを感じさせる。
作品を重ねるごとに研ぎ澄まされる世界観は、必見だ。




・Southern Cross 




Sailing Before The Windの最新形を見せるEP「Revised Standards」。そのリードトラックとなった「Southern Cross」は、アーティストとしてより洗練された、バンドとしての色をよりはっきりと表す一曲となっている。 

最も耳に残るポイントは、重厚さとクリーンさが両立されたサウンドだろう。メタルコアとしての地に足のついたアンサンブルはしっかりと響かせつつ、その上に乗るクリーンボーカルやギターリフは、透明感すら感じさせてくれる。
聴き手への強いインパクトを残しつつ、世界観もしっかりと広げたナンバーだ。
さらに、演奏シーンを軸にしつつもアクション要素を取り入れたMVも見どころのひとつだそうで、こちらにも注目してほしい。




・Drift Apart 




長くSailing Before The Windの代表曲のひとつとして知られている一曲「Drift Apart」。疾走感のあるタイトなビートに攻撃的なリフとシャウトが絡み合う、ストレートなメタルナンバーだ。 

音楽的なルーツにはメタルコアやハードコアのみならず、洋楽ハードロックの要素も色濃く含んでいるという彼ら。楽曲にもその影響は表れていて、従来のメタルコアファンのみならず、より広い層のロックファンの支持を集めるキャッチーな一面がうかがえるのも大きな魅力と言える。




・Sailing Before The Wind - "Intro" live at Shibuya club asia 2019/02/11 




音楽的なクオリティの高さはもちろん、数々のフェス出演やツアーを精力的に行い、ライブハウスの最前線に立つバンドとしても話題を集めてきたSailing Before The Wind。 

実際のライブでのイントロパフォーマンスを収めたこの動画では、そのステージの一端がかいま見える。
各メンバーの実力がうかがえる演奏はもちろん、統一感のあるパフォーマンスからは、これまで戦ってきたライブバンドとしての確かなインパクトも伝わってくる。大きな熱量をもってオーディエンスに訴えかけるライブこそ、Sailing Before The Windの真骨頂と言えるだろう。



これまで作り上げてきた確かな世界観を、最新作「Revised Standards」によってさらに広げたSailing Before The Wind。今後の国内メタルコアシーンにおいて、彼らがますます重要な存在になっていくことは間違いないだろう。 

より勢いを増していくSailing Before The Windの活動情報は、オフィシャルHPやTwitterから要チェックだ。



【Instagram】https://www.instagram.com/sailingbeforethewind/

 

【Twitter】https://twitter.com/sbtw_official


【リリース情報】 

Revised Standards
1. Southern Cross (feat. Thomas Pirozzi of Sienna Skies)
2. Northern Wings (feat. Al & Nick Boltz of A Scent Like Wolves)