名古屋発のギターロックバンド、Mez-zo-forute(メッゾフォルテ)。 

メンバーはBa.けんしん、Gt./Vo.あか、Dr.けんたという3名からなる。
そのサウンドの大きな特徴はハイトーンヴォーカルにある。特に抑えられた声での歌唱はよりその特徴が顕著になり、女性ヴォーカルかと思うほどのトーンを聴かせる。バンドサウンドもその繊細な声の雰囲気とマッチする叙情的なサウンド。そんなサウンドとトーンが交ざり合い、唯一無二の雰囲気を作り出すのだ。
結成は2015年の3月。結成直後の同年7月には10代限定のロックフェスティバルにて、3200組以上の中から33組に選出され、3次審査名古屋会場に出場。その後受験による活動休止やメンバーチェンジを経て、2019年に1stEP“付箋”をリリース。東京、埼玉、兵庫、大阪等を回るショートツアーも行った。さらに同年11月には「rockin'on 主催RO JACK for COUNTDOWN JAPAN19/20」にて優勝し、「COUNTDOWN JAPAN19/20」にも出演。
2020年も勢いそのままに各地でサーキットイベントや自主企画を展開予定の、気鋭のロックバンドだ。




・Mez-zo-forute - 微熱 




自身曰く「やりたいことを表現できた楽曲であり、Mez-zo- foruteの基盤ができたのがこの楽曲」だという1曲。1st EP”付箋”に収録されている。 

≪わたし 好きな人ができたの≫という言葉で始まることからも分かる通り、恋について歌われている楽曲で、その好きな人に向けて思いを綴るような言葉で歌詞が施されている。そんなキラキラした愛しさや切なさが詰まった楽曲で、それは声のトーンやバンドサウンドにも色濃く反映されている。
特に声のトーンは優しく切なく、ますます女性的に聞こえてくる。初めてMez-zo- foruteの楽曲に触れたのがこの曲だったという人は、きっとそのトーンに驚かされるだろう。




・Mez-zo-forute - ピーターパンシンドローム 




「最初から高音で入り、まっすぐな歌詞を表現している」「微熱とは正反対なまっすぐな曲になっている」というその言葉通り、冒頭から勢いのあるハイトーンを聴かせる楽曲。“微熱”での優しく切ないハイトーンとはまた違ったロックバンド然としたハイトーンで、同じハイトーンボイスであっても様々なムードを使い分けることが出来るヴォーカルであるということが分かるだろう。またハイトーンだけではなく、時折ぐっと低めの声になる箇所もあり、その高低差も気持ち良い。 

全体のサウンドは疾走感抜群のギターロックサウンド。サビのメロディーも極めてキャッチーなので、誰が聴いてもいい曲だと感じるはずだ。




・Mez-zo-forute - いいひと 




“付箋”のリリースから2ヵ月後、2019年8月にリリースされた3rdシングル“いいひと/夜光”に収録されている楽曲「いいひと」。 

感情が爆発するような叙情的なサウンドやハイトーンとは少しだけ趣を変え、穏やかな歌唱やサウンドを聴かせる楽曲となっている。しかしもちろんトーンは高めではあり、サウンドの叙情性も違った角度から受け取れ、独特のセンチメンタル感はある。
歌詞は≪君にとっても特別であれたなら≫と愛する人の特別であることを願う内容。穏やかなサウンドやトーンも相まって、酔っ払ってついついそんな想いがポロポロとこぼれてしまっているような雰囲気に感じられる。そんな愛おしい世界が広がっている1曲だ。




・最新Music Video - 夜光




この1年は「映像作品を中心にしっかり作品を届けられる1年にしたいと思っています」という彼ら。感情的な彼らのサウンドと映像作品はいわずもがなで相性が抜群。映像が付くことによってより心が揺さぶられるようになることは間違いない。 

そんな映像作品にたくさん触れられるようになるのだから、楽しみでしかないだろう。Twitterなどで情報を追いかけながら、次の作品を待っていこう。

また本日情報解禁した5周年記念アルバム制作プロジェクトの受付が24日に控えているのでこちらも合わせてチェックしてみよう。

→Mez-zo- forute『アルバム制作クラウドファンディングプロジェクト



【HP】https://mezzoforute.jimdofree.com/


【Twitter】https://twitter.com/mforute