ポップでユーモラスな世界観を描くアーティスト、かよこ。

大学生四人組バンドのpontのボーカルとして活動していた彼女は、バンドの解散後、

活動拠点を京都から東京に移して「かよこ」名義でソロ活動をスタートした。


2020年4月にはかよことしての最初の楽曲「たまゆら」を発表し、

その後もオリジナル曲からカバーまでコンスタントに作品を公開。

2021年8月には「たまゆら」をタイトルナンバーとするシングルをリリースしている。


MVを自身で制作するなど自由な活動スタイルを取り、フェス出演などライブシーンでも活躍してきた彼女。

ライブではウクレレを片手に歌いながら、キャッチーで、どこか懐かしさのある音楽世界を作り上げてきた。




・野良猫 かよこ MV



シングル「たまゆら」に収録され、リリースと同時にMVが公開された楽曲「野良猫」。

タイトル通り猫の姿をイメージしたというこの曲では、ポップなサウンドと

ポジティブなストーリーが融合して明るい空気感を生み出している。


猫が外の世界を「壁も天井もない、大きな家」と捉えて、自由気ままに生きる。

たとえ家をなくしても、お花を添えれば家。

そんなユーモラスな詞世界が印象的で、かよこというアーティストの個性を見せてくれる一曲だ。



・祝い かよこ



宅録で音源を制作し、MVも自室で一人で撮って作り上げたというオリジナル曲「祝い」。


素朴な言葉選びで情景の浮かぶキャッチーな歌詞と、軽快でミニマルなウクレレの音色。

そして伸びやかで柔らかい彼女の歌唱。それらが生み出す音楽世界が、

トイカメラ風の少しレトロな映像演出と合わさって、どこか懐かしい空気を感じさせてくれる。


何もない日常でも素晴らしいことはきっとある。だからお祝いしよう。

そんなメッセージを歌うこの曲は、普通の日々に小さくて温かい輝きを添えてくれる。


・素敵なデイズ



彼女の活動の前身となったバンド、pontでのシングル楽曲「素敵なデイズ」。


音楽活動の中で初めて制作した音源になったというこの作品では、

「最初は感傷的な曲やかっこいい曲を書きたかったけど、気づいたら陽気なメロディばかり出てくる」

という実際の制作状況を、メタ的な視点で表現しているという。


朗らかで、いい意味でどこか緩い空気を漂わせる音楽世界は、聴き手に優しく前向きな感情を抱かせてくれる。

この頃からソングライターとしての彼女の個性が確立されていたことを感じさせるポップソングとして必聴だ。



現在はミニアルバムを鋭意制作中で、2021年中の発表を予定しているという彼女。

今後も、音楽や映像を通して人々の中に小さな幸せ革命を起こしていき、

言葉や音を抱きながら世界を切り開いていきたいと言う。


大きな目標として「映画の主題歌や挿入歌に楽曲が起用されること」を挙げており、

またライブ面では、瀬戸内海を舞台に開催される人気フェスイベント「島フェス」やへの出演を目指しているという。

一人のアーティストとして確かな個性を築きながら、着実にその音楽世界を広げていくかよこに、今後も注目していこう。


【リリース情報】
1st single たまゆら / ¥550

・たまゆら
・野良猫
・たまゆら (ukulele ver.)

配信URL

https://friendship.lnk.to/Tamayura


取り扱い店舗

・HOLIDAY!RECORDS

https://holiday2014.thebase.in/items/49634611


・Domestic

https://ttosdomestic.thebase.in/items/50315644


・HOSHIDO

https://hoshido.stores.jp/