2006年に結成されたロックバンド、ダウト。
メンバーはボーカル「幸樹」、ギター「威吹」、ギター「ひヵる」、ベース「玲夏」、ドラム「直人」という5名編成。
“愛国心的エンターテイナー”をコンセプトに掲げ、歌詞やサウンドには和の匂いが色濃く香る。それでいて時にヘビーに、時にジャジーに、時にポップにと変幻自在に楽曲をアレンジしていくのが一つの特徴。
そんな独自性の高い音は国内だけではなく海外でも高く評価されており、2009年にはスペインやフランス・ドイツなどを回るヨーロッパ・ツアーを敢行。さらにアジア圏内でも高い人気を誇り、2010年には台湾の大型フェス「大港開唱」にも出演した。
翌2011年にはメジャーデビューを果たし、さらに翌年の2012年にはメジャー1stフルアルバム「MUSIC NIPPON」を発売。以降も精力的にリリースやライブ活動を行い、着実にそのサウンドと共鳴するファンを増やしている。
この2020年にも2月に通産13枚目のアルバム「曼陀羅A」をリリース。改めて注目度が高まっているロックバンドだ。
・ダウト「曼陀羅A」 Music Video
ハードコア・ヘビーメタル調の重たく激しいサウンドと、和の音階を抜群にマッチさせて独特の世界観を表現している楽曲「曼陀羅A」。この2020年2月にリリースされたアルバム「曼陀羅A」のリードトラックだ。
このアルバムは「アルバム全体をライブのセットリストのような曲順にしてつくっている」というアルバムで、「曼陀羅A」はアルバムの2曲目に収録されている。歌のメロディーやサウンドの独自性からいって、序盤でしっかりと聴く者・見るものを引き付けることが出来るだけのパンチ力がある一曲だといえるだろう。
重たく激しいパートと、ダンサブルで疾走感すら感じるようなパートがあるという2面性も魅力。
・ダウト「金魚蜂」 Music Video FULL
同じくアルバム「曼陀羅A」に収録されている1曲で、こちらはアルバムの8曲目に位置している。
サウンドの雰囲気は楽曲「曼陀羅A」とは打って変わって、ジャジーでおしゃれなサウンド。しかしそこにも持ち前の和の匂いは強く香ってくる。特に強く和の匂いを感じるのは、歌詞だ。
「花いちもんめ」「お天道様」「いろはにほへと」と古き良き日本を感じるワードが並び、日本語の響きの面白さに改めて気づかされるだろう。
いっけん合わなさそうなジャズロックなサウンドと和の匂いの色濃い言葉が絶妙にリンクし、なんとも言えないノスタルジーな魅力を放つ1曲だ。
・「感電18号」Live at 浅草公会堂 2019年8月12日
2019年8月に浅草公会堂で行われ、「楽器を全て生演奏でやっておりこれまでとは違った魅力をお届けできたかと思います」と語るライブから楽曲「感電18号」の演奏模様。
この楽曲は、極めてキャッチーなメロディーと王道ポップロックサウンドで、≪ビリビリッと来たら青春街道まっしぐらかな≫≪風の便りによるならば意中の人がいるらしい≫≪御眼鏡にかなえばいいのにな≫と恋に落ちる様子を歌い上げる楽曲だ。
メロディーはAメロからBメロ、サビまでとにかくどこをとってもキャッチーで、一言でいえば強いメロディー。サウンドもメロディーを盛り上げるようなサウンドで、多くの人が好きになれるサウンドだろう。ど真ん中のJ-POPしか聞かないという人でも、このサウンドやメロディーであればハマれるはずだ。
アルバムリリースに伴い実施予定だった“47都道府県フリーライブツアー”は、新型コロナウイルスの影響でいったん中止となり「新たに時期を踏まえて再出発」するという運びになってしまった。しかし「現場でのライブができない中で、オンラインでも楽しんでいただけるコンテンツを届けていきたい」と、彼らは前向きに、今出来ることを行う。
そんな彼らのアクションを逃さぬよう、HPやSNS等をしっかりとチェックして追いかけていこう。
【Twitter】
公式:https://twitter.com/info_d_out
幸樹:https://twitter.com/kouki_d_out?s=20
威吹:https://twitter.com/ibuki_d_out?s=20
ひヵる:https://twitter.com/hikaru_d_out?s=20
玲夏:https://twitter.com/reika_d_out?s=20
直人:https://twitter.com/naoto_d_out?s=20