自らをてきとう系YouTuberと名乗り、「すずのてきとうちゃんねる」を展開するYouTuber、suzu。

自身で「YouTuberを主にしている」と語っているが、メンバーそれぞれが個々に活動しているシンガー・ソングライターたちによる、アコースティックセッションユニット「ぷらそにか」の一員でもあり、シンガーソングライターでもある。

さらに現代HIPHOPシーンの旗手ともいえるCreepy Nutsの楽曲「助演男優賞」、「だがそれでいい」のMVにも出演するなど、活動の幅は広い。

音楽の原体験は小学生の頃に習っていたピアノ。その後中学時には吹奏楽部でパーカッションを担当し、高校時には軽音楽部でドラムを担当。そして高校時代のバンド解散、さらに楽器だけではなく歌もやりたいという願望から、一人での弾き語りをスタートさせた。

「歌だけで売れたいのではなく、様々な場面で活躍したい」という彼女だが、R&Bにも通じるような色気のある中低音と、抜けの良い高音が魅力的。ビブラートなどの歌唱テクニックも豊かで、間違いなく聞く人を引き付ける歌声の持ち主だ。




・【あつ森】【MV】しょうがないなぁ / suzu 




「あつ森」を利用して自作したという、現代的で新しい手法のMVが付く楽曲「しょうがないなぁ」。 

そんなゲームの映像観とマッチするような、ポップでレトロな電子音にまず耳を奪われる。メロディーも全体的にどこかレトロな雰囲気で、それもまたゲームの質感とマッチしているといえるだろう。

≪しょうがないなぁ私が言ってあげるよ≫と無口な彼に積極的にアプローチしていく女子の姿が描かれている歌詞の世界観は実に愛おしくていじらしい。あつ森のかわいらしい絵柄も相まって、聴いているとキュンキュンしてくるだろう。

またシンプルに、歌唱力の高さを感じられるというのもこの楽曲のポイントだ。特にサビでの≪好きだよ≫≪ずるいよ≫と歌うパート。ぐっと音程が高くなるが、そこでもぶれずに伸びやかな高音を聞かせ、それまでのふくよかなトーンとのコントラストで一気に引き付ける。

歌声を楽しむも良し、MVとサウンド、歌詞とのリンクを楽しむも良しの1曲だ。



今後の目標はYouTubeの登録者数が10000人を突破することだという彼女。さらに誕生日ライブもやりたいと考えているし、今は独学で試行錯誤しながら作っているというMVももっと作っていきたいという。 

そんなたくさんの目標ややりたいことに向かって、少しずつ進んでいく彼女のこれからは、ぜひYouTubeチャンネルやSNSから追いかけていってもらいたい。

8月24日には赤坂BLITZにてぷらそにかの無観客配信ライブも開催予定なので、まずはそこで生の歌声に触れてみるというのもありだろう。




【HP】 

https://www.youtube.com/channel/UCJRRg99xptRyvwTiKDGaJXw


【Twitter】

https://twitter.com/suuuu_ttt


【Instagram】

https://www.instagram.com/sz_e.v/


【TikTok】

https://www.tiktok.com/@sz_e.v


【ライブ情報】

ぷらそにカーニバル2020「4th Anniversary Online Fes.」

2020年8月24日(月)

入場18時 / 開演19時 / 終演20時30分(予定)

配信チケット:2,000円