神奈川県は横浜市出身のシンガーソングライター、門岡加織。
元々は「加織」や「加織BAND」などといった形態で、2010年頃から活動を開始。その後、2016年から現在の「門岡加織」名義での活動をスタートさせた。
2017年には、タワーレコード渋谷店タワクルコーナーにて1st mini album「あなたに」、2nd mini album「あなたの前で歌えたら」がそれぞれ120枚以上のセールスを記録し、店内イベントのミニライブも決行。翌2018年には人見知りの人にも寄り添ったミニワンマン「人見知りでもいいじゃない会」を開催。そして昨年2019年には自身初となるMV「透明なリズム」を発表し、2度のワンマンライブを開催するなど、どんどん前進してきた。
昨年10月のライブを最後に、現在はシンガーソングライターとしてのライブ活動はお休み中だ。しかし「自分の作った曲をもっとたくさんの人に聴いてもらいたい」という思いは強く、作曲活動には精力的。
持ち前のキャッチーなメロディーセンスを活かして、透明度がありながらもメロディーにノレる楽曲を生み出しながら音楽活動を続けている。
・【MV】門岡加織 -『透明なリズム』 music video
最初に入ってくるストリングスやピアノ、そしてギターの音色など、どこをとっても明るく華やかなサウンドで、ワクワク感や多幸感が強いこの楽曲。2019年に発表された自身初のMV付楽曲「透明なリズム」だ。
ワクワクするサウンドの中で、透明なリズムというタイトルに負けないくらい透明な歌声を響かせているのが印象的。また、ただ澄んでいるだけではなく、歌声から表情が見えるのがこの楽曲での彼女の歌唱の大きな特徴だ。歌声を聴いていると、口角をあげて笑顔で歌っている表情が目に浮かぶ。
メロディーの清涼感も抜群だ。口ずさみたくなるようなキャッチー感がある上に、常にどこかカラッとしていて爽やか。渋谷系ポップソングに通ずるような爽やかさで、それもまたワクワク感や多幸感につながっているといえるだろう。
≪誰かが決めたあなたは誰でもないよ≫≪裸足で行こう何もいらない≫≪自分だけの透明なリズムでさぁ To The New World≫と、「誰にも見えない自分のペースで進んでいきたい」という想いを歌う歌詞は力強く、前進力が高い。多幸感ある歌声・サウンドに乗せて飛んでくるそんな言葉たちは、悩みを吹き飛ばし、きっと足を前に進めようという気分にさせてくれるはずだ。
今後は、制作活動に注力していきたいという彼女。抜群のメロディーセンスを持ち、独特のノリの良さがある音楽を生み出せる彼女が生み出す楽曲は、きっとほかの誰かが歌っても多くの人に届くだろう。
もちろん「透明なリズム」でも聴けるように、透明度の高い歌声を持つ彼女自身が歌い続けていくのでも、多くの人に届きうる。
いずれにしてもこれから先、どんどん楽曲を生み出していろいろなシーンで耳にできる機会を生み出してもらいたい。勝手にそんなことを思ってしまうミュージシャンだ。
「少しでも多くの人に知ってほしいと思いイチナナをやっている」とのことなので、Twitterで配信の告知を確認し、新しい楽曲を待ちながら覗いてみると良いだろう。
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