福島県福島市発の地域創生VTuber、せんのいのり。
音楽やゲーム配信だけではなく、東北観光親善大使を目指し、福島の魅力・東北の魅力をYouTubeにて動画およびLiveで配信中。
2018年6月に活動をスタートさせると、昨年2019年には大蔦エル(愛知)、舞鶴よかと(福岡)、根間うい(沖縄)とともにご当地VTuberユニット「日本烈島」を結成。同ユニットではこの2020年7月19日、人気VTuberユニットがバラエティ企画と音楽LIVEでコラボするオンラインイベント「VILLS」にも参加し、注目を集めた。
歌声の特徴はまろやかでありながらはつらつとしている点にある。穏やかさと力強さが共存した歌声で、伸びやかにメロディーを奏でる。そんな歌声や柔らかいトーンでの軽快なトークに引き付けられるファンが増加中のVtuberだ。
・SHINYDAYS/せんのいのり/MV【オリジナル】
自身初のオリジナル楽曲「SHINHYDAYS」は、「この楽曲をスタートに一緒に頑張っていこうとおもえる楽曲になっている」という1曲。
その言葉通り、晴れやかなロックサウンドに乗せた明るいメロディー、そしてはつらつとした力強い歌声がポジティブに響く。そんなポジティブなサウンドや≪つまずいたら また起きて 深呼吸して また走ろう≫≪雨に打たれても まだ そう 風に吹かれても まだ さあ行こう 走れ ほら≫といった歌詞が、頑張る力を与えてくれるだろう。
楽曲全体に爽やかな空気もビンビンで「目覚めの朝に聞くのがいい」というファンも多いという。確かに朝の沈んだ気持ちや空気感を一発で吹き飛ばしてくれるようなパワーが、この楽曲にはある。
・#23 いの散歩/Wake Up, Girls!の聖地巡礼!仙台の街並み/宮城県
「いの散歩」は、自身のYouTube内で行われている「直接訪れた場所の良さを、配信を通して届ける」番組。
こちらの第23回目の配信では、仙台・宮城を舞台にしたテレビアニメ「Wake Up, Girls!」の聖地巡礼と題して、同アニメに出てきたスポットを紹介している。動画・写真、そしてもちろん自身による解説・トークを織り交ぜて行われる配信で、特に自身の体験を交えながらの解説のわかりやすさは格別だ。
これを見れば、よりそのスポットが魅力的に見え、思わず行ってみたいと思えるようになるだろう。
・ファンサ/HoneyWorks/covered by せんのいのり
HoneyWorksの楽曲「ファンサ」の、せんのいのりバージョン。やや甘えの雰囲気が強い原曲に対して、せんのいのりバージョンはやはりまろやかで穏やか。それゆえにどこかいじらしさや切なさが強く感じられるのが特徴だ。それでいて声の明るさや表現力によって、原曲の華やかで力強いムードは全く消えていない。明るくて華やかなのにどこか切ない雰囲気も強いという、独特のムードに仕上がっている。
原曲がガツンと心に刺さる1曲ならば、こちらはじんわりと心に沁み込んでくる1曲。楽曲の新しい魅力を引き出すことに成功している、グッドカバーだといえるだろう。
今後は「VR上で東北の良さを届けていきたい」「地域企業や観光資源を活かしながら魅力をお届けしたい」という彼女。そうやってどんどん東北の魅力を伝え続けてくれる。
さらに「楽曲のリリースも秋以降に予定しているので楽しみにしていてほしい」とのことなので、東北の魅力を楽しみながら、リリースの日を待っていこう。
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