長野県出身のソロアイドル/アニソンシンガー、上月せれな(こうづきせれな)。
2016年にアニメシリーズ「天地無用!魎皇鬼」第四期の主題歌を担当したことを皮切りに、数々のゲームやアニメの主題歌に起用。2020年にもテレビアニメ「デュエル・マスターズ」のエンディングテーマに抜擢された。もちろんアイドルとしての注目度も高く、2016年から4年連続で「TOKYO IDOL FESTIVAL」に出演するなど、アイドルとアニソンの垣根を越えて活動中。
この2020年1月1日(元日)にはマイナビBLITZ赤坂にてワンマンライブを開催。「この日のワンマンライブをこえるライブをまだ経験していない」という声も多数聞こえてくるなど、ファンも大満足となる大成功を収めた。現在は従来通りの活動は難しくなってしまっているが、それでも月1回の定期公演を少人数の動員から実施したり、チェキを郵便で送ったりと、ファンに向けて少しずつ発信している。
10月からは、3年前のワンマンライブで披露して以来ファンに愛されているという楽曲「Higher and Higher」が、アニメ「爆丸アーマードアライアンス」のエンディングテーマに採用。アニメverとなって曲調や歌詞が少し変わっているというので、こちらにも要注目だ。
・MV 上月せれな ともだちだから(TVアニメ「デュエル・マスターズ キング」エンディングテーマ)
TVアニメ「デュエル・マスターズ キング」エンディングテーマとして採用された楽曲「ともだちだから」。
この楽曲は、ぽこぽこした音やハンドクラップ、キラキラした音など、様々な音が四方八方から飛び出すかわいらしい雰囲気の楽曲だ。サビでの上がっていくメロディーラインにはワクワク感を覚え、歌詞は上月せれな本人が初挑戦しており、≪教室 ドアを開け 聞こえてくる笑い声≫≪どんな1日が始まるのかな≫≪ボクらはずっとともだちだから どんなとこへも一緒に行こう≫と、やはり希望に満ちた言葉が並ぶ。
そんな楽曲を、上月せれなのキラキラ明るい歌声で描くので、聴いていると子供たちの明るい未来や眩しい友情にワクワクさせられる。そんな、光のような楽曲だといえるだろう。
・LIVE × MV 上月せれな Giant Killing(漫画「ミリオンドール」公式イメージソング)
漫画「ミリオンドール」の公式イメージソングとなっている1曲。
ハードなロックサウンドと壮大なストリングスが重なり合う1曲で、ドラマチックなムードと強い前進力が共存している。歌声もそんなサウンド世界に合わせた力強い音色で鳴らされ、≪できるわけない≫≪無理≫なんていう風に怖気づいてしまう心を吹き飛ばしてくれるパワーがある。
何かやりたいことがあるけどなかなか踏み出せない人、踏み出さないといけないのは分かっているけど失敗することが怖くてなかなかチャレンジできない人、そんな人はきっとこの楽曲が深く刺さっていくはずだ。
・MV 上月せれな ダイスキスイッチ
2017年4月にリリースされた8枚目のシングル「ダイスキスイッチ」。
≪誰なの 押しちゃったの ダイスキスイッチ≫と、誰かを真っ直ぐに思う恋心を歌うピュアな1曲。歌声にもどこかまっすぐなムードがあり、恋に戸惑う甘酸っぱくもかわいらしい雰囲気を完璧に表現している。
楽曲のかわいらしさに負けず劣らず、サウンドにもかわいらしさは漂う。8bit調の電子音が散りばめられていたり、メロディーラインをリフ的に鳴らしたりと、どこをとってもかわいらしい。ノリの良いテンポ感もあって、聴いていると誰かに恋する気持ちがどんどん強くなっていくだろう。あるいはきっと、誰かに恋したくなる。
今後、「ツアーを行っていきたい」という彼女。最終的な目標は、「ずっとステージで歌っていること」だ。
確かな歌唱力と表現力がある魅力的なシンガーであるということは、タイアップの多さが証明している。今後より大きな存在になっていく可能性も高いので、しっかりと注目しておいてまず損はないだろう。
【HP】
【Twitter】
https://twitter.com/Serena_Kozuki