あるくとーーふ　圧倒的なポップネスと爆発力を併せ持つ攻撃的ポップバンド

長野県は上諏訪発のバンド、あるくとーーふ。

メンバーはVo.「利佳子」、Key.「amico」、Gt.「貴仁」、Ba.「Koji Nakamura」、Dr.「伊藤ヒナノ」という５名編成。

Vo.利佳子の軽やかで惹き込まれるような歌声と、それを引きたてるKey.amicoの作り出す無垢でありながらも計算された独特の世界観に、Gt.貴仁、Ba.Koji Nakamura、Dr.伊藤ヒナノが色を足して爆発させていく、攻撃的ポップバンドだ。攻撃性と美しきポップネスのバランスが絶妙で、ノレて踊れて、かつ浸れて溺れられる。“マイナビ未確認フェスティバル2019”ではファイナルステージ進出を果たすなど、その音楽性への評価は高い。

この2020年９月22日には「日食なつこ」や「四星球」、「君島大空」や「感覚ピエロ」なども出演した、日本最大級のオンラインサーキットフェス“NIPPON CALLING 2020”にも出演。その勢いや知名度をどんどん増している５人組だ。

・あるくとーーふ - ハニーレモン・ジンジャー【Official Music Video】

2ndEP「hungry」に収録されている楽曲「ハニーレモン・ジンジャー」。

歌のメロディーラインやピアノの音色には清涼感が抜群。しかしそこに入ってくるバンドサウンドは攻撃的で、ギターサウンドにはテクニカルでノリの良いリフに耳を奪われ、うごめくベースラインにはぐんぐん引っ張られ、タイトで迫力のあるドラムには全体を鼓舞される。それらが合わさった独特のバランス感覚はまさに攻撃的ポップバンドならではのもので、いうなればこの楽曲は、あるくとーーふというバンドの魅力をぎゅっと詰め込んだ自己紹介代わりの１曲だといえる。

・あるくとーーふ - カラフルカラフル【Official Music Video】

2020年８月30日よりサブスク配信開始された楽曲「カラフルカラフル」。

そのタイトル通り、イントロからして目の前にカラフルな色が広がっていく。ピアノのドラマチックなライン、それを力強く支えて美しく煌めかせるバンドサウンド。たった20秒程度で、この楽曲は名曲だと思わせてくれる。

伸びやかな高音、すっと抜けていく美しいファルセット、粘り気のある中音とVo.利佳子は魅力的な歌声で極めて耳なじみの良いメロディーラインを歌う。特にサビの入りのメロディーラインやBメロで≪色も音もパチパチはじける花火みたいに泡は消える≫と歌うパートの気持ち良さは圧倒的で、聴く者の日々までもカラフルに染めてくれそうだ。

・あるくとーーふ - no more civilization 【Official Music Video】