2014年結成、イタリア生まれアメリカ育ちの帰国子女、小川悟(Vo / Gt)を中心に島田将羅(Ba)、大平 “王将” 雅樹(Gt)、上羽一志(Dr)の4人によって結成。兵庫県西宮市を拠点に活動中のバンド、SLMCT。

そして2021年3月にリリースした『Decade』で新たな境地へ。抑えきれない衝動。溢れる創造。サウンドアプローチの変化により人間の持つ“喜怒哀楽”をダイレクトに表現した楽曲で、よりソリッドでスタイリッシュなバンドへと進化している。

常に世界を意識し、躍動するから今後も目が離せない。

2021年11月10日リリースのアルバム『Class : A』のリードトラック。

「『Class : A』は、英語で“完璧”という意味。最近、なんだか完璧を求める世の中になっている。でも完璧な人もいないし、”普通”の人もいない。みんなそれぞれ個性があって、もっと自由でいいんだよ！というメッセージが込められている」という。

そして「鉄琴やサックス、シンセを入れるなど、それぞれの楽曲に、一個ずつ新しい要素を入れようと、じっくり1年くらいの制作期間かけて取り組んだ。そんな風にして、全部リード曲です！と胸を張って言える曲たちが生まれた」とも話してくれた。

同作のリード曲であるこの楽曲『Trust』は、いうなれば“後悔のうた”だ。

こちらはアルバム『Class : A』の1曲目に収録されている楽曲。

「アルバムのイントロダクションといえるものを作りたかった。そのイントロダクションでアルバムの世界観を作ってから、曲に入るようにしたかった」という意図をもって制作された楽曲だ。

「はじめてGt.王将がバンドにもってきた楽曲」だと話す曲『Decade』。

「この曲でバンドが変わった！見え方も変わった」というような、彼らにとってのある種のターニングポイントとなった楽曲だ。

突き抜けていくような攻撃力と、耳に残るメロディーラインの良さ。そして切れ味のある音運びに、空気感などのバンド全体から香ってくる圧倒的なカッコよさ。そんな、SLMCTの様々な魅力がそこかしこから感じられる。

¥5,000

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