バーチャルシンガー、美波七海(みなみ なみ)。
突き抜けるようなパンチ力のある歌声の持ち主であり、さらに高い英語力も備わっている事も大きな特徴だ。
2019年9月29日のデビュー以降、まずは様々な人に知ってもらうことを目指し歌ってみたなどの音楽系の動画だけではなく、バラエティ的な要素のある動画・配信も展開してきた。
そして2年目。今後はより音楽的なところに力を入れ、その歌声の魅力を発信していく。
まずはオリジナル楽曲の制作・発信。そして今後は有観客でのライブも行いたいと、これからの活動への熱量はどんどん高まっている。
・【歌ってみた】KING /Kanaria English ver Covered by 美波七海
Kanariaの楽曲「KING」のカバー。持ち前の英語力を活かした英訳バージョンとなっている。
原曲も元々英語のように聞こえる日本語で進められる楽曲だが、改めて英語バージョンにして聴いてみると、より違和感なくメロディーの良さが入ってくることが分かる。
歌声はやはり前に向けて飛ぶ力の強いパンチのある歌声で、そこにぎゅっと感情が込められている。サビでの≪ハハ≫というパートでは、人間にしか出せないKING感のあるハハを聞かせ、さらに楽曲に迫力をプラス。そんな歌声によって、よりかっこよく聴ける1曲に仕上がっている。リスペクトが感じられながらも個性を発揮した、グッドカバーだといえるだろう。
・【歌ってみた】アンドロイドガール -美波七海 / Minami Nami-【オリジナルPV】
2019年5月に公開されたDECO*27の楽曲「アンドロイドガール」。これまでにYouTube再生回数900万回以上を誇る人気楽曲の歌ってみた動画だ。
ヘビーなサウンドが響き渡るロックな1曲と、美波七海の歌声の相性は抜群。ミクスチャー感のあるAメロでは色気とかっこよさを兼ね備えた歌声を聞かせ、サビでは持ち前のパンチ力でぐっと楽曲を盛り上げる。それは、オリジナルの持ち曲だといわれても全く違和感がないほどに、楽曲を自分のものにした歌唱だ。
実の弟が作成したというPVもハイクオリティ。リリックビデオ調にしっかりと歌詞を表示するだけではなく、2分16秒以降の間奏部ではハードな歪みにマッチするような演出で楽曲の世界観を表現した。映像も音楽もどちらも楽しみたい作品となっている。
オリジナル楽曲の制作や発信、有観客でのライブというのは直近の目標だ。もっと長い目で見た目標は『フェスなどの多くの人が出るところに参加したり、他のアーティストと一緒にライブをしたりすること』。そうして『美波七海の可能性を広げていきたい』と話してくれた。
パンチ力のある歌声に英語力。武器もたくさんある彼女がより音楽的に力を入れ、目標に向かって進んでいくのだから、その今後に注目しておかない手はないだろう。
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