伸びやかな歌声で聴き手を魅了するシンガーソングライター、EN。


札幌在住で音楽活動を行うENは、専門学校ボーカル科を卒業した後、シンガーソングライターとして活動を開始。

2010年にはバンド活動を開始し、バンド「月とプラネタリウム」で作品をリリースしてきた。

さらに、ソロアーティストとしても活動を続け、作品発表を行っている。


2021年1月には月とプラネタリウムで10周年記念のミニアルバム「Meaning」をリリースし、レコ発配信ライブを開催。

EN名義でも2021年6月に配信シングル「落花」を発表し、その他にも楽曲提供や仮歌の歌唱など幅広く実績を重ねている。


また、近年は改めて「歌うこと」と向き合っているという彼女。

自身のYouTubeチャンネル「EN voice channel」ではカバー曲の歌唱にも力を入れており、表現の幅をさらに広げてきた。


確かな「歌」の魅力で存在感を放ち続ける、要注目アーティストだ。




・落花 / EN 【Music Video】



2021年6月にリリースされた配信シングルで、現時点での最新作となっている「落花」。


久しぶりに書き上げた楽曲だというこの曲は、ピアノ伴奏によるシンプルなサウンドの中で、ENの歌声が繊細に情景を描くバラードナンバーに仕上がっている。


コロナ禍に入り、考えることや思うことが多くなった時期に作ったという本作。

あえて抽象的な歌詞の描写は、聴き手がそれぞれの解釈で自分の中に意味を落とし込めるようになっている。


鮮やかな景色の中で深いメッセージ性を見せるMVの映像も注目ポイント。

楽曲と併せて周囲の人からの反応も良かったそうで、ENの新たな代表作として必見だ。



・ハニーメモリー / aiko【cover】



「歌うこと」と向き合う活動の一環として、自身のYouTubeチャンネルではコンスタントにカバー動画も公開しているEN。

その中でも特に本人が注目してほしいのが、aikoの「ハニーメモリー」のカバーだという。


高校生の頃からaikoが好きで、自身が曲作りをするきっかけになったのもaikoからの影響が強いという彼女。

この曲はaikoの楽曲の中でも特にお気に入りの一曲だそうで、ピアノ伴奏は昔からの音楽仲間である音楽家の幡宮航太氏が手がけている。


表現のひとつひとつにこだわりながら歌ったそうなので、ぜひイヤホンでじっくりと聴いてみてほしい。


・月プラ Meaning trailer



ENがボーカリストとして所属するバンド、月とプラネタリウム。

その活動10周年を記念する作品として2021年1月にリリースされたのが、ミニアルバム「Meaning」だ。


純度の高い研ぎ澄まされたピアノポップ作品に仕上がっていて、軽快なポップナンバーから疾走感のあるアッパーなキラーチューン、ゆったりと聴かせる楽曲、繊細で切ないミディアムバラードまで、全4曲で多彩に見せてくれる。


ENのバンド活動のひとつの集大成として注目しよう。



長く音楽活動を続けてきた中で、「応援してくれる人がいる」という事実そのものが何よりのモチベーションと喜びになっているというEN。

応援の声に応え、求められるものに応えながら今後も活動を行っていきたいそうだ。


2022年は、「応援してくれる人の想いを背負っていること、それに応えていくことを原動力として、更に自分のやりたいこと・出来ることを追求して行きたい」という彼女。


ENのさらなる活動の前進から目が離せない。