ナツ・サマー(Natsu Summer)
愛媛出身、東京在住。海沿いに住んでいた幼少の頃からシティポップやレゲエを聴いて育つ。
クニモンド瀧口(流線形)のプロデュースで、2016年にシティポップ・レゲエシンガーとしてデビュー。
4枚のアルバムと、12枚のシングルを発売。
作詞家・売野雅勇の35周年記念アルバムや、DJ EMMAとDJ SHIMOYAMAのユニットN.U.D.Eにゲストボーカルとして参加。
DJ KAWASAKIがプロデュースするナツ・サマー&アーリー・サマーに参加。
また、DJとして、須永辰緒、沖野修也、松浦俊夫、MURO、DJ NORI、川辺ヒロシ、田中知之(FPM)、クボタタケシ等と共演するなど、幅広い現場で活躍中。
透明感、クールでナチュラルな歌声は、レゲエとシティポップとの融合に適しており、現在のシティポップ・レゲエシンガーの先駆け的存在。
7/6アルバム『SUN KISSED LADY』リリース。11/3レコードの日にLPリリース予定。
・ナツ・サマー & 流線形 / サン・キスド・レディー [Official Trailer]
ナツ・サマー & 流線形の2年ぶりのリリースとなる、2022年7月6日発売の最新アルバム『サン・キスド・レディー』のティーザー映像。
これまでのアーバン・シティ・レゲエ・サウンドは健在で、シティポップはもちろんのこと、ネオソウルやAORなどの懐かしのフレーズも所々に散りばめられている。
ちなみに「いつか出そうとずっと思っていた」という、いとうせいこう氏のシティ・ポップ・レゲエ・クラシックス『渚のアンラッキーボーイズ』も収録されている。
そんな同作では、「ダブ処理をより強めにしたサウンドは80’sを意識しているが、歌詞は物質的な満足ではなく、生活の中での満足など、今の世の中に寄せたものを歌おう」という考えがあったという。
サウンド感や歌声はもちろんのこと、そんな風に話す歌詞にも是非注目していただきたい作品だ。
・ナツ・サマー / HAYAMA NIGHTS アルバム・ダイジェスト
2020年8月5日にリリースとなった2ndフルアルバム『HAYAMA NIGHTS』のダイジェスト版。
2019年あたりから制作に取り掛かったという同作は、全体的にどこかキラキラした雰囲気がある。もちろん特有の憂いを帯びた雰囲気はあるものの、それでもゲストボーカルが2組入っているなど、華やかな雰囲気があるので、夏の終わりあたりにドンピシャにハマるだろう。
夏が終わってしまう寂しさや切なさと、切なくあるがゆえのキラキラ感、まだ夏は終わっていないというときめき感、そんな様々な感情が同居する夏の終わりの空気感に、ピッタリなのだ。夏の終わりに、ベランダで聴きたくなる1作だ。
・Natsu Summer『トロピカル・ウィンター』2016.12.14発売
「夏のイメージが強いナツ・サマーなので、あえて冬のキラーチューンとして制作した」という作品『トロピカル・ウィンター』。
佐野元春氏の『Cristmas Time in Blue』などのオマージュもいれたシティポップ・レゲエサウンドが心地よい。メロディーラインもメロウでキャッチーで、歌詞の内容的もスッと入ってくる。だから、「シティポップに馴染みはあるがレゲエはあまり聞いたことがない」という方や、その逆のパターンの方にも聴きやすい楽曲だといえるだろう。
その音で全体の空気感を変えてくれる彼女の作品は、レコードやカセットテープで聴くとまたさらに強く胸を掴まれるだろう。
【リリース情報】
■SUN KISSED LADY ナツ・サマー & 流線形 (CD)
【ライブ情報】
8/14(日)福岡 KIETH FLACK