普遍的な詞世界とメロディで聴き手の心の中にある思い出を引き出す5人組ロックバンド、荒川ケンタウロス。
2009年に東京で結成された荒川ケンタウロスは、研ぎ澄まされたアンサンブルと真っすぐに脳裏に響くサウンド、情景やストーリーの浮かぶ歌詞で、誰もが共感できる音楽世界を作り上げてきた。
バンド名は長尾謙一郎の漫画「おしゃれ手帖」に由来。2015年にはミニアルバム「玉子の王様」でメジャーデビューも経験するなど、その楽曲は着実に多くのリスナーに届き、多くの心を揺さぶっている。
2019年にはホームタウンである国分寺市の観光大使に就任し、2020年には自身のレーベル兼音楽事務所「TIMELEAP(タイムリープ)」を設立してアーティストとして独立。新たなチャレンジも行いながら、バンドとして前進し続けてきた。
・荒川ケンタウロス / 手紙
荒川ケンタウロスの近年の代表曲「手紙」は、愛する娘に向けて書かれたというメッセージソング。
3rdフルアルバム「情熱の船」に収録されたこの曲は、子どもの成長を鮮やかな情景描写で見せながら、それを見守る父親の心情を温かく歌っている。
今だからこそ見られる無邪気な表情、今だからこそ照れずに伝えられる、親としての真っすぐな愛情。それらをキャッチーなメロディと表現で歌い上げていて、子どもを持つ親であれば間違いなく心に響く普遍的な魅力を放っている。
自身も「最高の形で作品に残すことができた」と感じているそうで、今の荒川ケンタウロスを象徴する名曲として聴いてみてほしい。
・荒川ケンタウロス / 迷いの森 ( リモートセッション )
2020年の独立後、新たな公式YouTubeチャンネルを設立した荒川ケンタウロス。そこではメンバー各自が自宅にいながらリモートでセッションをした、ステイホーム作品が公開されている。
そんなリモートセッション動画のひとつ「迷いの森」は、2014年のアルバム「よどみに浮かぶうたかたは」に収録された楽曲。軽快な4つ打ちのビートと多彩なサウンドアレンジ、緩急のついた楽曲展開がポップな刺激を感じさせてくれる。
穏やかなミディアムナンバーとはまた違ったかたちで、荒川ケンタウロスというバンドの音楽センスを見せてくれる楽曲として注目だ。
・荒川ケンタウロス / まぼろし
コロナ禍でライブ活動が困難になっている中でも、リモートセッションや無観客配信ライブなど、できるかたちで自分たちのパフォーマンスを届けている荒川ケンタウロス。
2020年9月に行われた生配信ライブ「TIMELEAP vol.0.1」からは、メジャーデビューアルバムに収録された楽曲「まぼろし」の映像が公式YouTubeチャンネルで公開されている。
聴き手を優しく包み込むようなサウンドと、ライブならではの臨場感。「人生」で大切なものは何かを問いかける歌詞のストーリー。
それらが合わさった音像から、彼らのライブバンドとしての一面を感じられる動画として視聴してみよう。
記念すべき独立1年目の中で、自分たちなりの新しい道を進み始めた荒川ケンタウロス。
音楽シーンが変化の時代にある中で、これから彼らがどのような活動を展開し、どのような音楽を鳴らしてくれるのか今から要注目だ。
今後は新しい楽曲の発表の仕方も工夫していきたいという彼ら。その活動の最新情報は、公式HPやSNS、YouTubeをチェックしてほしい。
【公式HP】
https://www.arakawakentauros.com/【Twitter】
https://twitter.com/arakawa_osyare【Instagram】
https://www.instagram.com/arakawakentauros/?hl=ja【YouTube】
https://www.youtube.com/channel/UCKvc5Epmn8JtRm37l0mcW2A