ボーカルMASA率いる『PARTY FUNK BAND』、二人目のジャイアン。
2020年までにアルバムを9枚、DVDを4枚リリース。その音は日本国内のみならず、海外公演、海外バンドの日本ツアー共演でも話題となるなど、広く評価されている。
一風変わったバンド名は、ボーカルMASAが「ステージ上でジャイアン的なキャラだった」というところからきている。そこから『ジャイアン』という言葉を中心に考えるようになり、「日本語で漢字・ひらがな・カタカナを入れたかった」との思いで『二人目のジャイナ』という名前にいきついた。その後紆余曲折あり、2018年1月より現在の『二人目のジャイアン』名義に。
コンセプトは“聴くものの心を揺らす”。ただそれのみ。ただこのコロナ禍においてはなかなかカーニバルのようなお祭り騒ぎは難しいところがあり、一番やりたいことはできなくなってしまっている。それでも「その中でどのようにアプローチできるのか?」と考え、現在はアニソンをファンク風にアレンジしたり、学校にアプローチをかけたりと、いろんな挑戦をしたり引き出しを増やしたりすることに注力。
結成は2011年。来年2021年4月には活動10周年を迎える注目のバンドだ。
・Get Wild史上最高!カッコ良すぎるシティハンター/CITY HUNTER dance Choreography
2019年10月にリリースされたアルバム『ANISONG FUNK DO COVERS ft. 二人目のジャイアン』に収録されている楽曲『Get Wild』のカバー。
冒頭のあの有名なメロディーをホーンで鳴らしていくその雰囲気からして開けたムードでいっぱい。高い疾走感とブリブリのファンク感がどんどんと気分を高揚させ、聴いていると思わずリアルアキバボーイズのように踊りだしたくなる。
この楽曲を聴きながら街を闊歩していたら、思わず歩くのも早くなってしまうこと間違いなし。あるいは一人でかっこつけたくなってしまうだろう。ある意味、聴く場所・シチュエーションに注意しなければならない楽曲だ。
・【全曲MV制作!!#9】愛でもくらえ / 二人目のジャイアン
2019年4月にリリースされたアルバム『Keep On Music』収録楽曲『愛でもくらえ』。同作の全曲MV制作プロジェクトの第9弾として、こちらのMVが発表された。
「自己顕示欲が強い時代だからこそ、愛でもくらえという曲を作った」というこの楽曲には、≪いつだって何度でも言うよ 愛でもくらえ≫と渾身のI LOVE YOUが溢れている。
その愛のメッセージには「愛しているというのはありがとうの最上級の言葉だと思っている」という考えがある。つまりこの楽曲には「ありがとうを伝えたい」という思いがあるのだ。
そんな温かい思いと爽やかで明るいサウンド感によって、多幸感でいっぱいになる1曲だ。
・【全曲MV制作!!#2】Hello Hello Hello (MV) / 二人目のジャイアン with ケミカル⇄リアクション
同じくアルバム『Keep On Music』に収録されている楽曲『Hello Hello Hello』。こちらは曲MV制作プロジェクトの第2弾としてMVが発表された。
どこかムーディーな雰囲気のあるパーティーファンクサウンドからは、夜の匂いが感じられる。特にサビのメロディーには色気が抜群。踊れて、かつ大人のお洒落も楽しめる珠玉の1曲となっている。
夜はまだまだこれから。そこに鳴りやまない音楽がある。そんなこの楽曲は、これから素敵な人との食事を迎えるというシチュエーションにある人にピッタリだ。ぐっと気分を盛り上げてくれること間違いなし。
「リキッドとかでイベントを打つとか、コロナに負けずにいろいろなチャレンジをしていきたい」という彼ら。「音楽はアート。音楽人生の寿命を伸ばすために、今いろんなことをやっている。何が幸せかということを突き詰めて考えていきたい」「本来であれば、1000人と2000人の前でライブをするのが幸せだから、長く健康にライブができたら嬉しい(笑)」とも話してくれた。
この2020年12月をもってメンバーFukuo、Shinnosukeが脱退。しかし来年春にはリリース予定もある。今後その中から数曲MV制作して面白いアプローチをしていく予定だというので、そんなリリースやMVを楽しみに待っておこう。
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